
こんにちは、スタッフの瀬谷です。来たる2週間後のMt.富士ヒルクライムに向け、5月19日㈰はレース会場である富士スバルラインにてお客様と試走に行ってきました。
本番まで残り2週間ということもあり、この試走での結果で概ね本番の結果が見えてきます。
果たしてブロンズ達成に向け1月からの努力は実を結んだのでしょうか?
早速ご紹介します。

CLIMBオーバーカムライドとは
CLIMB(クライム)は「登り」、オーバーカムは「克服」を意味します。
このイベントは毎月開催で、ロードバイクで走る以上けっして逃れることのできない”登り”が苦手という方に、
「みんなで色んな峠や丘を楽しく走って、苦手な登りを克服しちゃおう!」というイベントです。
このライドイベントを通して登りが好きになったら是非一緒にヒルクライムイベントにも参加してみませんか♪
距離は50~60km程度、近隣の丘や峠を目的地に走行します。
目的地までの移動速度は平坦で時速30~35km程度が目安です。
参加条件
対象車種:ロードバイク
参加条件①:どなたでも(他店車体購入者は当店での事前有料点検が初回必須)、但し申込人数が多い場合は当店でロードバイクを購入された方/当店にオーバーホール作業を依頼された方が優先となります。
参加条件②:過去に当店のサイクリングセミナーもしくはステップアップライドに参加したことがある方




早朝5:30、前日にバイクと荷物を車に詰め込み、自宅を出発しました。
お客様との合流は9:30に富士ヒルのスタート地点である富士北麓公園にて。
今回は私にとっても絶対に結果を出さなくてはならない試走であり、7:30には下道で山中湖に到着し2~3時間後のエネルギー変換を意識し朝食をとりました。

8:30富士北麓公園に到着。
昨年の試走時には平日というのもあったのか8:30頃に体育館前の駐車場がオープンしていたのですが、今日はかなり早くからオープンしていたようです。
また富士ヒルスタート会場になっている大駐車場もオープンしており、体育館前は思ったよりも空いていました。
富士北麓公園自体はあくまで富士ヒル本番における会場なので、事前の試走で訪れる大勢の自転車乗りに対し好意で駐車場を早く開けてくれたり、大駐車場を開放していただけることには感謝しかありません。


スタッフ瀬谷の雑記でも富士ヒルに向けて紹介しているTREKのEmonda SL。
トップチューブには富士ヒルブロンズ達成目安1時間28分のペース配分を1km毎に分けてある表をネットより拝借して貼り付けました。
このペース配分表とパワーメーターによる3秒平均パワー、全体平均パワーをにらめっこしながら登ります。
ちなみにブロンズ達成における現在の私の体重を元にした必須平均パワーは212wと分かっています。




本番では下り時に着る防寒具を前日に預け、山頂で受け取れるのですが、今回は試走なのでバイクに積み込んで登ります。
出来るだけ荷物は少なくしたかったので、突然の雨と防風対策に超軽量なレインジャケットと指先が冷えてブレーキが握れないことがないよう秋冬用の少し薄手のグローブを携帯しました。
またツール缶も本番では携帯しませんが、試走ではトラブル時の回収車も当然いないため最低限のパンクキットのみ持ちました。
黄色いドリンクはこれまでレースでは水しか飲んでいなかったことを反省し、グリコ パワープロダクションシリーズのクエン酸&BCAAを溶かして入れてあります。なにやらハイポトニック飲料とのことで通常の水分に比べ素早く身体に吸収されるため、胃に貯まってパフォーマンスが落ちないとのこと。
どのくらい飲むかは分からなかったため、とりあえずボトルいっぱいに入れておきます。

そしてこれが今回登る格好です。
昨日届いたばかりのSTAR☆BIKESオリジナルジャージ、新色のBlue Javaになります。
下も勿論STAR☆BIKESオリジナルビブショーツです。
今回は曇り空で気温も山頂に近づくにつれ10度前後と寒かったため、STAR☆BIKESオリジナルウインドベストも重ねています。
STAR☆BIKESオリジナルウエアは受注生産ですが、常時注文を受け付けているので気になった方はスタッフまでお声掛けください。
私の中で富士ヒルのウエア対策のお薦めとして「いかに暑すぎず、そして胃を冷やさずに登るか」というものがあります。全力で登れば暑くはなるのですが、冷たい風が吹いていると胃が冷えて不調になりパフォーマンスが途中ガクッと崩れることがあります。
そのための対策として、目に見えない部分でパールイズミの腹巻き、ウエストウォーマーを入れています。
また腕と脚には夏用のアーム/レッグカバーを付けています。カバーは直接冷たい風が当たるのを防いだり、日差しが強かった場合、日焼けによる体力の消耗を防ぐことができます。
これらのアイテムは非常に有効なので、是非皆さんも活用してみてください。

今回イベントに参加してくれたT様とS様。
お二方とも富士ヒルでの目標達成に向け、普段から練習に取り組まれています。
ヒルクライムというと過去の結果より1秒でも早く登るために、あらかじめ試走に行かれる方が多い種目です。
ですが当店の参加者は今年が初めて参加の方が多く、まだまだ浸透率は低いです。
しかし、来年はもっと大所帯で試走に行けると思います。
そのためにも私が主催する当店イベントのCLIMBオーバーカム含め今後もヒルクライムに全力で取り組んでいきます!


前置きが長くなりましたが、富士スバルラインのゲートで200円を支払い入場し、そこからタイム計測スタートです。
昨日は天気は快晴で試走に来られた方も多かったと思いますが、今日も午前中はかろうじて雨は降らず多くの参加者が来ていました。
本来はこのゲート手前にタイム計測開始のラインが設置されており、そこからゲート通過までは私の場合2~3分程度かかります。そのため今回の結果+2~3分が本番のタイム予測になります。
昨年本番は撮影をしながらでしたが1時間40分、一昨年は超軽量バイクで挑み1時間38分、どちらもその当時の私にとって全力ではありました。
果たして結果は…

ゲートからの計測で1時間22分を達成しました!

手動記録でもこの通り。
これまでの結果に対し、大幅に上回る記録更新です!
目標平均パワーである212wを越え、220wで登りきることが出来ました。
ちなみにスマートローラーとZWIFTを使ったFTP計測は224wになります。
スタート直後では平均パワーが250wを越えていましたが、後半につれて徐々に下がっていき、その中で得意な3%前後の緩い斜面ではトルク重視のペダリングにして出来るだけパワーを高く保ち、苦手な7~8%の勾配では高ケイデンスにして212wを下回らないよう調整しました。
1月のトレーニング開始前ではFTPが179wしかなく、とてもじゃないけどブロンズ達成なんて無理のレベルでしたが週4ペースでトレーニングに取り組み、72㎏あった体重から5kg落とし、ようやくここまで来れました!
今回のペースが本番もできるならおよそ1時間25分でゴールできるはずです。

ゴール後にまだ本番じゃないのに感極まって泣いてしまい、そのタイミングで以前のお店で常連だったお客様とお会いし写真撮ったらバッチリ泣き顔が写ってしまいました(笑)
本来、身長からすれば体重も重く筋肉質な私にとって苦手なジャンルのヒルクライム。本当に凄い人たちに追いつくのは厳しいですが、それでもヒルクライムが好きで今回自身の成長を感じ取ることができたことに感動しました。

TREK Emonda SLも素晴らしい仕事をしてくれました。
フレームの軽さにバランスの良い剛性感、疲れてきた時でもしっかり踏み込んでいける良いバイクです。
手組みで組んだGROWTACの30mmハイトEQUALホイールもブロンズペースではかなり使い勝手が良かったです。


その後、一緒に参加されたお客様も無事ゴールし結果を報告し合いました。
予測通りに走れたというのもあれば、ここ最近体調を崩し前よりもペースが落ちてしまったという話も聞きました。
まだここから本番まで2週間あります。最後の数日はレスト期間が必要ですが、そこまでにまだまだ調子を上げていくことは可能です。
私も残り2週間、最後まで油断せずしっかり追い込んで本番は最高の状態で挑みます。
一緒に頑張りましょう!


富士山5合目に来たら必ず撮影するのが、この記事最初の写真にある「標高2305mの表記がある柱」「売店横の日付が入ったパネル」そして「富士ヒルFINISH看板」の3点セット。
本番だと参加者が列になって撮影の順番待ちをしており、当日撮るのが難しいこともあるのですが試走の時に撮っておけば本番撮らなくてもまぁ良いかと思ったり思わなかったり…。

そして下山ですが、皆でこれから下りようという時には既に雨が強くないものの降っており、気温も10度と低く持ってきた装備だけではかなり寒かったです。下りになると雨と冷風のコンボでさらに身体は冷え歯がガタガタと震える始末。
本番では集団ごとの下山となり、集団内に居れば途中で立ち止まって休むことも難しいです。
くれぐれもしっかりとした防寒対策に厚手のグローブをお持ち込みください。
下山時の装備に関しては昨年掲載したガイドマニュアルをお読みください↓


来週末のライドイベントはスタッフ三浦による「トレーニングライド」を開催予定です。
開催内容および申し込みリンクは近日掲載。
富士ヒルに参加する方もこの先速く走れるようになりたい方も是非ご参加ください!
結果報告


この記事を書いたのは…

STAR☆BIKES 瀬谷祐介(メカニック/ライドイベントアテンドスタッフ)
自転車業界に勤めて7年目、普段はロードバイクでのロングライドや県内の未走行のコースを探索し、STAR☆BIKESのコース紹介記事も書いている。ヒルクライムが好きでMt.富士ヒルクライムにも毎年出ているが、登りはけっして速くない。夏場にはMTBでふじてんに行きパークライドも楽しむ。
これまで50台近いバイクに乗り換えており、バイクの特徴を掴んでお客様の希望に合わせた1台を提案することに長けている。
