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エントリーグレードのロードバイクでもこんなに変わる!Domane AL2 Gen4にカーボンホイールを導入すると…

こんにちは、スタッフの瀬谷です。いきなりですが皆さんはロードバイクの性能を良くするために変更すべきパーツと言われたら何をイメージしますか。
値段を気にせず考えるのなら私は「ホイール」を挙げます。当然と言えば当然ですが、フレームを除いてバイクにおける最も大きな部品であり、地面に触れて実際に走っているのはホイールなのですから走行性能を決めている一番の要因と言えるでしょう。
今回はそんなホイールをTREKの現行モデルで最も価格を抑えたエントリーグレードの「Domane AL 2 Gen 4」に取り付けるとどれだけ性能面で変わるのかご紹介したいと思います。

こちらは完成車仕様のDomane AL2 Gen4になります。
完成車には標準でBontrager Paradigm SLリムとFormula製ハブを組み合わせたアルミホイールとBontrager R1 700x32mmタイヤが付いています。

今回導入するホイールはBontrager Aeolus Pro 51 TLR Disc Road Wheelになります。
タイヤはVittoriaのCORSA N.EXT 26cが付いておりチューブレスレディの仕様になっており、
ブレーキローターはシマノUltegraグレードが装着されています。
またホイールのスペックは以下の通りです。

Aeolus Pro 51 TLR

価格:\239,800-
(フロント ¥109,900- リア ¥129,900-)
重量:1590g
(フロント 725g リア865g)
仕様: チューブレスレディ/クリンチャー
ブレーキ:センターロックディスク
ハブ幅:フロント100㎜ リア142mm
リムハイト:51㎜
リム内幅:23㎜
ラチェット構造:DT-Swiss スターラチェット
ラチェットノッチ数:18

Bontragerにおけるセカンドグレードに位置づけされるProグレードであり、リム内幅は近年主流となっている幅広の23mmです。またDT-Swissのスターラチェットを採用することで容易にノッチ数の変更やメンテナンスができます。
STAR☆BIKESでは試乗用ホイールとして用意しており、希望があればお客様の車体に取り付けて実際に試すことができます。

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タイヤ・ホイールの比較

まずは前輪ですがホイール・タイヤ・ローターが変わったことで約550gの軽量化となりました。

続いて後輪です。前輪と同様にホイール・タイヤ・ローターが変わり約600gの軽量化となりました。

前後輪合わせるとなんと1150gの軽量化が行われたことになります。
メーカーの完成車重量が56サイズで10.55kgなので9㎏前半に入りましたね。
1㎏以上の軽量化、それがホイールともなるとバイク自体が別物かと思えるほど大きな変化をもたらします。

ホイール取付後、バイクの雰囲気がガラッと変わりました

実際に乗ってみると…

サイズ54(172cm以上推奨)を163㎝のスタッフが乗っているためポジションが…

フレームサイズが大きいのですが、物は試しとサドル高だけ調整して早速乗ってみました。

ちなみに私ですが今回のDomane AL2の上位グレードのAL5を所有しており、同じフレーム・ホイール・タイヤで乗っていたことがあるので、完成車仕様のDomane ALがどんな走りをするかは存じております。
簡単にお伝えしますと、「乗り心地は32cという太いタイヤの恩恵もあり驚くほど快適、ただしレースバイクに乗ったことがある人からすれば停車時からの加速がもっさりしており、登りでは重さに引っ張られる感じがする」という感じでした。誰かと競ったりせずマイペースにサイクリングを楽しむなら何一つ不満のない快適なバイクです。

話は戻って交換したホイールで走り始めた瞬間…

!?
今までのDomane ALからは想像できないような軽やかな加速が味わえました。
路面を転がるというよりも滑るように加速していくこの感じはまるでバイクが変わったかのような体感です。
登りに入っても今までの様なホイールとタイヤの重さが遠心力に影響して引っ張られるような重さを感じません。

自転車という乗り物はどこで大きく疲れるかと言えば、”停車時からの加速”と”登り坂”の2点です。
ゆっくり加速する、軽いギアでゆっくり登るようにすればそこまで疲れるものではありませんが、誰かと一緒に走っている時に自分のペースを越えて走ることがあれば特にキツいと感じるのがこの2点です。

加えてDomane ALに付属しているアルミホイールと32cタイヤは加速と登りを苦手としています。
しかしAeolus Pro 51とより軽量なタイヤに変えたことで苦手だった加速と登りが克服され、どんな場面も快適にこなせる万能バイクに変わりました。

またリムハイトが51㎜あるカーボンホイールになったことで、高速域での速度維持もグッと楽になりました。

正直に言えば、カーボンフレームに完成車のアルミホイールとエントリーグレードのタイヤが付いたモデルよりもこのDomane AL2に今回のAeolus Proと軽量タイヤの組み合わせの方が走ると思います。

それだけロードバイクにおけるホイールの影響というのは大きいです。

この話を聞いて、今完成車に付いているアルミホイールを使っていてバイクの性能を良くしたいと考えている方は是非ホイールのアップグレードを検討してみてください。

またどんなホイールを導入すれば、今お持ちの不満を解消しサイクリングをより楽しませてくれるのかはお気軽にスタッフまでご相談ください!様々なホイールを使用してきたスタッフがお客様にお薦めのホイールをご提案します。

ちなみにですが今回テストしたAeolus Pro 51カーボンホイールは店頭1セット限り15%OFFにて販売しております。
他にもより上位モデルのAeolus RSL 37やリムハイト違いのAeolus Pro 37も1セット限りでお買い得となっています。
Pro 51に関しては試乗ホイールもありますので、気になった方は是非ご自身のバイクに取り付けて試してみてください。

今のバイクに物足りなくなったらバイク自体の乗換も良いですが、お気に入りのホイールを1セット持っておけばバイクの性能が大きく変わるだけでなく、次のバイクに乗り換えても使い続ける事ができますよ。

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この記事を書いたのは…

STAR☆BIKES 瀬谷祐介(メカニック/ライドイベントアテンドスタッフ)

自転車業界に勤めて8年目、普段はロードバイクでのロングライドや県内の未走行のコースを探索し、STAR☆BIKESのコース紹介記事も書いている。ヒルクライムが好きでMt.富士ヒルクライムにも毎年出ているが、登りはけっして速くない。
2024年の富士ヒルで念願の初ブロンズを達成。夏場はMTBでふじてんに行きパークライドも楽しむ。
これまで50台近いバイクに乗り換えており、バイクの特徴を掴んでお客様の希望に合わせた1台を提案することに長けている。

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この記事を書いた人

スターバイクス代表