
こんにちは、スタッフの瀬谷です。6月の富士ヒルクライムが終わり、そこから10月の箱根ヒルクライムまであっという間の4か月。気が付けば明後日には本番当日がやってきてしまいました。
富士ヒルの様に本番調子まで日々トレーニングを続けて…というわけではなく9月から1か月の付け焼刃でトレーニングはしたものの、体重は6月から3㎏増、FTPは30wダウンと駄目駄目な状態ですが、まずは初めての箱根ヒルクライムをTREK Madone SLR Gen8と共に楽しんでいこうと思います。
今回は本番当日の作戦と使用するバイクを紹介します。


当日の作戦
改めて箱根ヒルクライムのコースプロフィールですが、全長13.4kmに平均勾配は7.2kmの獲得標高約1000m…といっても実際は最初の10.4kmが平均勾配8.4%に獲得標高約910mあり、残りの3㎞はアップダウンで平均勾配1.3%となっています。
簡単にいえば最初の10㎞がとにかくきついから頑張って、それが終われば残り3㎞かっ飛ばしてゴールまで行けるという感じみたいです。
そして過去に箱ヒルに挑戦した方の記事を読むと富士ヒルブロンズ90分で走れると箱ヒルは60分ぐらいでゴールできるらしいです。
ちなみに今の自分はおよその感覚ですがFTPが富士ヒルブロンズ達成したときの224wから190wぐらいに下がっています。体重は66.5kgから69.5kgぐらい増えました。
今富士ヒルに挑戦したら1時間40分は切れるかな…なのでおそらく箱ヒルなら1時間10分前後ぐらいで着けば御の字でしょう。
というわけで作戦としては自分の中で一番苦手な8~10%の勾配が続く10㎞はひたすら190wが下回らないように耐えて、残り3㎞をひたすら踏むスタイルで頑張ろうと思います。
そこで出た結果を元に来年どうやって走るか、また作戦を練っていきます。
TREK Madone SLR Gen8


当初9月初めに入手したMadone SLR 7 Gen 8では箱根ヒルクライムに出ようとは思っていませんでした。
厳密には出来れば出たいけど、ポジションが合わないから力が発揮できずレースでは乗れないという状態でした。
詳細は下記の記事で紹介しています。

完成車スペックで入手した為、ステム一体型ハンドルのステム長が自分のポジションからすると20mmほど長い90㎜が付いていたため、70mmステム長の専用ハンドルを予約していました。ただし納期は箱ヒルが終わってからの予定。
この時点でMadoneでは出れない…と考えていましたが、

レース1週間前にまさかの到着!
急いでハンドル交換を行いました。
写真では上が注文した70mm長、下が元々付いていた90mm長です。
20㎜ハンドルを身体に近づけることで私にとっては最も体幹に力が入るポジションになります。


ハンドル交換をした後にバーエンド部分を25mmほど短くカットしました。
あまりドロップハンドルのバーエンドを短くするというのは見たことないのですが、私自身下ハンドルを握った際にバーエンド近くを握ることは一切なく、ステム長が短くなったことで雑にダンシングした際に膝がバーエンドにぶつかるリスクもあった為、思い切ってカットしてみました。

これが結果大成功。ヘッドチューブの先端ギリギリぐらいにバーエンドが来ているのでダンシングやスプリントしても膝が当たることはなく、下ハンドルを握ってもまったく気になりません。
こんなに良くなるならこれまでのバイクでも同じようにカットして乗ればよかった…。



そして完成車付属のホイール「AEOLUS PRO 51」から最上級グレードの「AEOLUS RSL 51」に変更しました。
タイヤはPIRELLIのP ZERO RACE クリンチャー 700×28cにMageneのTPUチューブを入れています。
TPUチューブは以前使用していたものを再利用しています。
通常TPUは一度膨らますと素材が伸びてしまい再利用は難しいのですが、以前よりも太いタイヤに使う場合に限り、もの凄く丁寧に入れれば使う事ができます。(それでもタイヤとリムの間でチューブを噛んでしまうリスクが高いため、失敗したときは素直に諦めましょう)


ホイール変更前はAEOLUS PRO 51にPIRELLI P-ZERO RACE チューブレスレディ 700×28cでした。
ボトルケージ2個とペダルが付いた状態で7.77kgから7.34㎏へ約360gの軽量化となりました。
正直言えば51mmのリムハイトがあるAEOLUS RSL 51より富士ヒルで使用したEQUAL 手組カーボンホイール30mmハイトの方が軽量で、箱ヒルのコースプロフィールには間違いなく合っているのですが、今回は初挑戦で特別にタイムを狙っているわけではないので全体のバランス重視でAEOLUS RSL 51にしました。新型Madoneはフレームが旧型よりも軽くなったため、リムハイトが50mmぐらいある方がスプリント時はかかりがよく安定すると私は感じています。

バイク自体は充分に軽くしたものの、唯一の懸念はギア構成になります。
ギア周りは完成車スペックのままなので、フロントが52/36tでリアが11-30tになります。
本来私がヒルクライムに挑戦する時はフロントは50/34tにしています。
富士ヒルの時の自分であればこのギア比でも問題ないと思いますが、正直今の自分であれば8~10%の勾配でケイデンスを維持するのは無理かもしれません。
できればケイデンス70以上はキープして最初の10kmをクリアしたいですが、ギアが足りないあまり低いケイデンスで登ることになれば最後まで190w以上をキープできないかもしれません。
その時は今回の反省点として来年は必ずギア構成を変えて挑戦します。
一体どうなることやら…
ということで2024年、私にとって初の箱根ヒルクライムはこのような感じで参加してきます。
レースが終わり次第「スタッフ瀬谷の雑記」にて結果をご報告します。
お楽しみに♪
この記事を書いたのは…

STAR☆BIKES 瀬谷祐介(メカニック/ライドイベントアテンドスタッフ)
自転車業界に勤めて8年目、普段はロードバイクでのロングライドや県内の未走行のコースを探索し、STAR☆BIKESのコース紹介記事も書いている。ヒルクライムが好きでMt.富士ヒルクライムにも毎年出ているが、登りはけっして速くない。
2024年の富士ヒルで念願の初ブロンズを達成。夏場はMTBでふじてんに行きパークライドも楽しむ。
これまで50台近いバイクに乗り換えており、バイクの特徴を掴んでお客様の希望に合わせた1台を提案することに長けている。
