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TREK Madone Gen 8を購入するなら一緒にフィッティングがおススメ!

今年の6月末に発表されてから約4か月、お客様からも大変好評で今やTREKの代名詞ともいえる新型Madone Gen 8。ありがたいことに当店でも多くのお客様にお乗りいただいています。
そんな新型Madoneですが第8世代になり、サイズ表記やジオメトリーの大きな変更によってこれまでの感覚でサイズを選ぶと上手くポジションが出せず、お客様自身でのサイズ選びが難しくなっています。
STAR☆BIKESではそのようなトラブルが起こらぬよう各サイズの試乗車を用意して実際に乗って試せるだけでなく、試乗車を用いたフィッティングサービスを行い、お客様がサイズ選びで失敗しないようサポートをしています。
今回は当店でMadone Gen 8をご購入され、実際にフィッティングを受けられた体験からMadoneのサイズとフィッティングをお薦めする理由をご案内致します。

当店ではMyVeloFitによるAIフィッティングと国際的なフィッティング経験をもつフィッターによる複合的な判断を用いてお客様の理想のポジションを導き出すオリジナルフィッティングサービスを行っています。
詳細は下記リンク先にて↓

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注意すべきはサドル高

Madone Gen 8をご購入されるお客様で最初に注意すべき点は希望するフレームサイズで正しくサドル高が出せるかどうかです。

トップチューブから上に伸びるシートチューブ

それというのもマドンGen8は一般的なロードバイクと異なりシートチューブがトップチューブから上に長く飛び出ており、そこに専用シートポストを挿し込むため極端に低いサドル高に設定できません。
また2か所で位置調整できるシートクランプや長さの違うシートポストが存在することで、実際にどの組み合わせでどのフレームサイズだったら自身のサドル高が出せるのかが簡単には判断できません。

公式のジオメトリー表を見れば赤枠部分にサドルレール高の最低と最高が載っていますが、レールからサドル上部までの厚みは分からないため、これだけだと実際のサドル高はイメージしにくいですね。

実際に当店でMadone購入に併せてフィッティングを行ったお客様には適正身長だけで判断するとMサイズでしたが、フィッティングの中でMサイズではサドル高は限界まで下がり、今後サドルが変われば下げる方には調整できないポジションだと判明しました。そこで適正身長より小さめのSサイズが適正となり、サドル高が自由に変更できるだけでなく全体的にバランスの良いポジションをお出しできたお客様がいらっしゃいます。

丸型の汎用シートポストを使用したTREK Domane AL

一般的なロードバイクであれば、見た目こそ損なうもののサドルを大きく下げたり、汎用ステムである程度自由にポジションを調整できますが、マドンの場合は専用シートポストやステムを使用している分、事前に実車のサイズで確認できないとご納車時にポジションが出せないこともあります。

また日本人の場合は欧米の方と比較して手足がそこまで長くないため、適正身長の表だけで判断し購入すると長さ違いのシートポストを別途購入しなければ乗れなかったり、そもそもサドル高が出せないフレームサイズだったということもあるため、マドンを購入される際は事前のフィッティングが重要となります。
特にM/Lサイズ以上では完成車にロングシートポストが採用されているため、限界まで下げてもサドル高が出せない場合があり要注意です。

フィッターの経験上、これまでフィッティングを受けたことがなく自身でサドル高を調整している方の多くはサドル高が高い傾向にあります。
そのため乗り出し後にフィッティングを受けてサドル高を下げることになった際に、フレームサイズが原因で下げれないということがないよう気を付けましょう。

これまでのTREKロードバイクと異なるジオメトリーとハンドル高に注意

Madoneにおける仮想ヘッドチューブトップまでのスタックとリーチ
Gen 7 vs Gen 8 サイジング

TREKではこれまでのEmondaやMadone Gen 7にH1.5ジオメトリーを採用していましたが、Madone Gen 8ではサイズ表記の変更や従来の8サイズから6サイズに統合したことでMサイズ以下ではスタックが高めの新しいジオメトリーとなりました。

そのため上記表のようにこれまでと同じサイズ感として提案された新サイズを選ぶと、自身のハンドル高が出せないことがあります。

例えばスタッフはこれまでEmonda SLの50サイズに乗っていましたが、MadoneのSサイズに乗り換える際にはフレームスタックが521mmから530mmに変わるために約1cm分ハンドル位置が高くなります。
それを考慮してハンドル高を再現するわけですが、これまでステムをべた下げで乗っていた方であれば専用ステムではその約1㎝分を下げれないこともあります。そうなればワンサイズ小さいフレームにするか汎用ステムに変更して対応する必要があります。

しかしそれを判別するにはMadoneに使用されているコラムスペーサーやヘッドセットの厚みとフレームスタックの組み合わせが既に乗られているバイクとどれだけ差があるのかを調べなくてはなりません。

最も手っ取り早く調べる方法は実車にて行うフィッティングになります。
STAR☆BIKESにはMadone SL 5 Gen 8の試乗車をS,M,M/Lサイズの3サイズを常設しているため、これらの車体と適切なハンドル・ステムを用いてポジションの比較がフィッティングにて行えます。

特にSLRグレードに採用されているハンドルステム一体型のTrek Aero RSL Roadインテグレーテッド ハンドルバー/ステムはサイズが豊富であるものの自身のポジションに必要なサイズの判別が難しいため、STAR☆BIKESではBontrager Aero Pro RoadハンドルバーとRCS PRO ステムをフィッティング時に使用することで一体型ハンドルを想定し適切なサイズにてご用意することができます

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こちらのフィッティングはハンドル・ステム長やクランク長を全て指定してオーダーできるProjectOneで車体を注文されるお客様に好評です。

以上、サドル高やハンドル高において適切なポジションとフレームサイズを選ぶためにも新型のMadone Gen 8をご購入されるお客様は是非当店のフィッティングサービスを併せてご利用ください。

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この記事を書いたのは…

STAR☆BIKES 瀬谷祐介(メカニック/ライドイベントアテンドスタッフ)

自転車業界に勤めて7年目、普段はロードバイクでのロングライドや県内の未走行のコースを探索し、STAR☆BIKESのコース紹介記事も書いている。ヒルクライムが好きでMt.富士ヒルクライムにも毎年出ているが、登りはけっして速くない。
2024年の富士ヒルで念願の初ブロンズを達成。夏場にはMTBでふじてんに行きパークライドも楽しむ。
これまで50台近いバイクに乗り換えており、バイクの特徴を掴んでお客様の希望に合わせた1台を提案することに長けている。

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この記事を書いた人

スターバイクス代表