裏ヤビツ(愛甲郡清川村ー秦野市)
難易度:★★★★☆
距離:52.7km
獲得標高:1299m
裏ヤビツは清川村と秦野市を結ぶ県道70号線のルートを指し、表側のヤビツ峠と比べてなだらかな勾配でヒルクライムを楽しむことが出来ます。ただし、ルートは宮ケ瀬湖に上がる土山峠を登った先でようやく入口に辿り着くので距離も長く、ある程度ロングライドに慣れてから挑戦しましょう。
猛暑でも比較的涼しく、避暑目的に走る方も多く自然に囲まれた峠道で景観を楽しみながら走れます。
ただし、道幅が狭い箇所やブラインドカーブも多く、車やバイクと衝突しないよう注意して走行する事と路面に木の枝や砂利が落ちてる箇所も多いので、ロードバイクならばパンク対策をしっかりと行いましょう。
コースデータ
※上記コースデータはRide with GPSからダウンロードして、お持ちのナビ機能付サイクルコンピューターで使用できます。
ルートに関して
STAR☆BIKESを出発したら、宮ケ瀬湖に向かうルートと同じく伊勢原を経由し64号線で土山峠を越え、やまびこ大橋を渡ります。
やまびこ大橋を渡った先の交差点「宮ケ瀬北原」を左折すると裏ヤビツに入ります。
頂上のヤビツ峠看板がある場所までは約18㎞の距離になります。
表のヤビツと比べ平均勾配は2.4%と緩く、距離は長いものの登りが苦手な人でも楽しめるコースになっています。
左端に宮ケ瀬湖に繋がる布川を眺めながら走行でき、日陰も多いため真夏の避暑ライドにも最適です。
ただし、道幅が狭い箇所やブラインドカーブも多いため車やバイクに気を付けて走行しましょう。
塩水橋では側道から小さな滝を見ることが出来ます。川に沿って走りますがそのほかの場所だと有料のキャンプ施設に入らないと河川敷まで下りるのは難しいです。
裏ヤビツは標高も高いため、気温も大きく下がります。頂上から下る際には季節にも寄りますが防寒対策用のウエアを携帯しておくとよいでしょう。
湧き水スポットとして有名な「護摩屋敷の水」が宮ケ瀬北原交差点から17㎞近く走った地点にあります。
護摩屋敷とは山伏が木を焚いて修業をする場所のことで、昔修業に訪れた僧たちがここの水で身を清めたとの言い伝えから、この名前がついたとのことです。天然の生水なので、煮沸すれば飲用できます。
後半になるにつれて勾配はきつくなってきますが、約18㎞のアップダウンを含む緩やかな登りを走れば表ヤビツと同じくヤビツ峠の看板がある頂上に辿り着きます。STAR☆BIKESへは表側から下って戻ると約90㎞のツーリングになります。
撮影スポット
頂上に着いたら看板前にバイクを置いて撮影するのがヤビツ峠に来た方の定番です。
裏ヤビツ走行中に自分だけのお気に入り撮影スポットを見つけましょう。
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