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【納車 Boone 6】CheckPoint SL、Domane SLの違いについて。

本当にたくさんのスポーツ自転車を持ち、日常的にサイクリングを楽しんでいるというオーナー。
スポーツバイクは路面のコンディションを意識しながら走行しますが、今回はロードバイクほど路面を気にせず、気ままに走行したいとのこと。

Boone , CheckPoint , Domane の違い

路面を気にせず長時間走るということであればグラベルロードの「チェックポイント」や38cまで対応するロードバイク「ドマーネ」がオススメなのですが、何故Booneを選んだのでしょうか。
そこにはバイクカテゴリーの陰に隠れたオーナーなりの理由がありました。
それぞれの違いについてみていきましょう。

テクノロジー

BooneにはリアIsoSpeedだけではなくさらに快適性を高めるシートマストキャップが採用されている。もちろんCheckPoint SLにもリアIsoSpeedは搭載されている。主戦場がオフロードなのはおなじなのになぜシートマストキャップを採用しなかったのかは、マウンテンバイク定番のドロッパーポストとの互換性を持たせるためです。
しかしCheckPoint SLは競技ではなくグラベルを楽しむことをコンセプトに置き、内臓ストレージカーボンアーマーバッグ取付けマウント、車体の前後にラック&フェンダーマウントを搭載させるなど実用的な装備がありますね。
もちろんDomane SL 5にもカーボンアーマーを除く他のテクノロジーはCheckPoint SL同様に搭載されている。Domane SLはさらにエアロカムテール形状のフレームパイプ造形により速度が増すごとにアドバンテージは高まっていきます。最新のIsoSpeedを搭載しているため、もちろんシートポストもエアロカムテール形状です。

コンポーネント

Boone 6、CheckPoint SL 6はSHIMANO GRXを搭載し、悪路走行下でのドライブトレインパフォーマンスの低下を抑止している。またタフなSTIカバーは滑りにくいテクスチャー加工が施されている。またSHIMANO GRX ブレーキレバーにはスリップ防止コーティングが施されていて、雨などで濡れたり、凹凸の激しい路面走行でも安定したブレーキングが可能になる。
Booneは40-11/34となりハードなヒルクライム(上り坂)は想定していないドライブトレインに対して、CheckPoint SLは46/30-11/34とどんなロードバイクよりも軽いギアの選択まで可能になっていることで、長い上り坂も容易に走破できる。
Domane SL 5はロードバイクの為、悪路走行用のパーツは使用されず、ロードバイクコンポーネント「SHIMANO 105 R7100シリーズ」がアッセンブルされている。R7100シリーズは12段変速として先日発表になった話題のコンポーネントです。ブレーキクリアランスが10%増すことでよりブレーキトラブルが起きにくくなり、上位グレード同様に12段変速になりました。

ホイール

Booneは内幅25mmのBontrager Paradigm TLRが使用されているのに対し、CheckPoint SL 5はBontrager Paradigm SL TLRを採用することで多機能で増した重量を補っているようですね。
Domane SL 5もCheckPoint SL同様に軽量なBontrager Paradigm SL TLRを採用。

その他アッセンブルパーツ

BooneはBontrager Elite IsoZone ハンドルバーが搭載され、ハンドル自体が振動減衰機能を持っている。
CheckPoint SLはデフォルトがチューブレス仕様となっている。

最大タイヤ幅

Booneは38c、CheckPoint SLは45c(650×2.1)、Domane SLは38cとなっている。
ちなみにデフォルトのタイヤ幅はBooneは32c、CheckPoint SLは40c、Domane SLは32cとなっている。

フレーム素材

Booneは600SeriesOCLVとなり、CheckPoint SLやDomane SLは500シリーズとなっている。
宇宙工学にも使用されるこのOCLVカーボンは、基本的には番手が上がるほど軽量になります。

軽量性

Boone6は8.30kg、CheckPoint SL 5は9.70kg、Domane SL 5は8.93kg。

ジオメトリー

Booneは自転車に乗りながらのジャンプもこなせるほどの、リーチの短さを持っているのが特徴です。全身を使って左右前後上下にバイクをコントロールしたいという方にはこれほど楽しい乗り物は無いかもしれません。
CheckPoint SLはプログレッシブジオメトリーとなり、コーナーの多いハイスピードの下りでの安定性や操作性に優れる。
Domane SLはこれらの中で最もBB位置が低く設計され、あらゆる局面での安定性に優れている。

まとめ

今回ご紹介したロードバイク系3種はどちらも太いタイヤを装着することを想定しています。
BooneとCheckPoint 共にオフロードをメインにしたロードバイクですが、Booneは自身の体重移動などテクニックを生かしてアクティブにバイクをコントロールしたい方にオススメ。
CheckPoint はフラットダートなどの軽いオフロードでのサイクリングをメインにしてコンフォートなオンロードライドも楽しみたい方向け。
Domane SLはオンロードバイクとしてロングライドを楽しみ、荒れたアスファルトや歩道との段差などをあまり気にせず走破したい。コース中にフラットダートなどがあっても気を付けながら走破できるようになりたい、という方にオススメです。

オーナーお待たせいたしました。
道を選ばず軽快なサイクリングを楽しめるかと思います。
まさに冬用のトレーニングバイクですね。
デフォルトではシクロクロス用のタイヤが装着されていますので、最大38cまでの間でお好みを探されるとよろしいかと思います。
またいつでも遊びにいらして下さい。

STAR☆BIKES 内田

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この記事を書いた人

スターバイクス代表