こんにちは、スタッフの三浦です。今回お店から最も近いロードレースイベント「大磯クリテリウム」の第5戦スポーツカテゴリーに参戦してきました。
レース!というと敷居が高いですが、日頃のトレーニングの成果を確認したり、仲間たちと協力し合ったりしつつ、全力を出し切った後の疲労感はとても心地よく、楽しむことができますよ。
それでは、レースレポートと当日の流れなど簡単にご紹介していきます。
大磯クリテリウムとは
大磯ロングビーチの駐車場にて特設コースを用意し、カテゴリーに応じた周回数を走るレースイベントになります。
ワンウェイのロードレース(ラインレース)とは異なり約1㎞の周回コースを走るため、観客も応援しやすくレース終盤のゴールスプリントは見ごたえがあります。大磯クリテリウムは毎年開催されており、今年は10月から3月まで年6回開催されます。
受付・準備・試走
まず受付を済ませてゼッケンを貰います。
ゼッケンの付け方は乗車姿勢の状態で付けるとゼッケンがバタつかなくなりますので、風の抵抗も少なくなります。
準備ができたら検車をしてもらいます。
検車が終わりましたら試走をしてウォーミングアップするのですが、ウォーミングアップが終わったあと体が冷えないようにするのも大事です。
ライダーズミーティングにて注意事項など話を聞いて、午前のレースが開始となります。
レース本番
寒い時期のレースはウォーミングアップで温めた体を冷やさないようにスタートまで上着を着ておくと良いです。
今回は後列からのスタートでした。なかなか前方に出るタイミングが掴めず、カーブが終わるごとに強くペダルを踏まないといけなくなりますので、レース後半には疲労が蓄積し集団から離れてしまい単独走となりました。
反省点と次戦への挑戦
5年ぶりのクリテリウムで課題が色々と洗い出された今回でした。
フィジカル面では事前のパワーメーターからも分かっていましたが、どのような局面でも出力が足りなかった。
機材面では登りに強いロープロファイル(Bontrager AEORUS RSL 37)でしたので、加速がやや抜けてしまう感覚が出ていた。
戦略面では、初参加ということもあり様子をみつつ走り出してしまった。
次戦までにインターバルトレーニングやSFR(低速ケイデンスでの筋持久力トレーニング)を多く取り入れて、様々な意味でパワーアップしてまた挑戦します。
クリテリウムは、ヒルクライムやエンデューロとは違う面白さがあり、周回コースを走りながら最後に先頭でゴールした人が勝ちというシンプルなルールです。しかし外から見ているのとは異なり、集団内では走行レーンやコーナーリング、その他にも様々な駆け引きがあり、非常に奥深い競技です。
次戦の大磯クリテリウム第6戦は、2024年3月17日(日)に開催されます。
ご興味がある方や初めて挑戦する方でもピュアビギナーという初心者向けのカテゴリーもありますので、是非一緒に参加しましょう。
この記事を書いたのは…
STAR☆BIKES 三浦裕太郎(メカニック/ライドイベントアテンドスタッフ)
2023年10月にSTAR☆BIKES入社、それまでは千葉県のTREK専門店にて4年間勤務。
学生時代は陸上の短距離にて全国大会出場経験があり、社会人になってからはロードバイクでのクリテリウムやエンデューロ、ヒルクライムとレース全般に出場している。
レースに関する走り方から集団走行やロードバイクに関する基本的なスキルまで幅広くお教えします。