カーボンフォークによる走りの違い。トレック FX3 ディスク

トレックのFX3ディスクは、一般的なクロスバイクに快適性と走行性の一見相反する両面を付加した一味違うバイクです。

初めてのスポーツバイクがクロスバイクだという方は多いかと思います。通学・通勤などの日常の足として乗られる方や、フィットネス・ダイエットなど健康促進のための運動にと購入される方もいらっしゃいます。

カーボンフォークによる走りの違い

スポーツ自転車を購入する際に、試乗される方は少なくないと思います。ご試乗いただきその軽快さに惚れて選ばれたかと思います。しかし乗りなれてくると期待を上回る走りを実現できていることに気が付きます。そして、きっとこう考えるでしょう。「もっとスポーティに乗りたい」「もっと長距離を走りたい」「もっと高いところに駆け上がってみたい」しかし下位グレードのバイクですとなかなか叶えられない部分があります。大きな違いはカーボンフォークを採用していることです。

物理的な軽量さ

• ステアリング操作感をよりスムースにする。
• 車重量が軽くなることで上り坂が楽になる。

振動の減衰

綺麗に見える道路も微細な凹凸の連続です。それらの全てが緩和されたらどんなに楽なサイクリングになるでしょう。下り坂を下っているときなど速度が増したときに不安を感じていた振動も緩和されます。

剛性の高さ

ライダーが急ブレーキ、急ステアリングをしたときに自転車は予期しない動きを見せることがあります。また、全力で漕ぐなどとても加速力が加わっているときも同様です。予期しない動きを見せる直前は大方フロントフォークを含むその周辺に応力が集中しています。

金属のフォークは人の手によって複数のパイプを溶接しているために応力はその最も弱い個所からしなる、よじれる等して逃げだします。しかしカーボンは一体成型となるためにメーカーの計算通りの高い剛性を発揮し、突然の操作の際にもライダーの操作した通りの働きを実現します。つまりイメージ通りの軽快なサイクリングができるというわけです。