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スタッフ瀬谷のカスタムバイク紹介「TREK DOMANE SL6 Gen4」

スタッフの瀬谷です。今回は私が現在乗っているTREK DOMANE SL6 Gen4を紹介したいと思います。
車体購入時の仕様で残っているのはフレームセットの部分のみ。それ以外すべてのパーツを変更しています。
富士ヒルクライムにも参戦するこちらのバイク。早速ご紹介したいと思います!

ベース車体は現行モデルの「TREK DOMANE SL6 Gen4」になります。
DOMANE SLはTREKの数あるラインナップの中でもエンデュランスジオメトリー、快適性を重視したポジションのバイクでロングライド向けであり、フルカーボンフレームのモデルになります。

軽量性のEMONDAでもなく、エアロのMADONEでもなく、快適性のDOMANEを選んだのは多様性のある乗り方ができるからです。
現行のDOMANE SLおよびSLRではタイヤクリアランスが広く、最大で38cタイヤを履くことができます。
そのため、ヒルクライムのレースに出るときは細めの25cタイヤを、普段のライドでは乗り心地重視で32cを、そしてグラベルも走りたいと考えた時には38cというように、1台で様々な楽しみ方ができるようになります。
ヒルクライムが好きなものの、普段は新しい道を探索したり、その先で見つけたグラベルに突入したりと自由気ままに走るスタイルの自分とは相性がピッタリでした。

左が瀬谷のバイク、右が展示車、どちらも同じモデルです

本来の完成車のスペックは電動変速のShimano 105 Di2, 12 speedにアルミホイールのBontrager Paradigm Comp 25を採用しています。完成車重量はメーカー公表で56サイズの場合8.90 kgになります。
私のバイクはフレームセットを除くほとんどパーツが変更されています。

変速に関しては105のDi2(電動変速)から元々所有していたDURA-ACEとULTEGRAのミックスで12速のDi2に変更しています。
DURA-ACEは軽量化において重量差の大きいクランクとスプロケットで使用しています。
またクランク長の好みがDURA-ACEでのみ選べる167.5mmだったことも理由の一つです。

ブレーキローターのみShimanoではなくSRAMのPACELINEローターを使っているのもポイントです。
Shimanoと比べSRAMのローターはステンレスの1枚構造で、長時間のブレーキによるローターの高温化でも歪みにくく、ブレーキ直後に起こる「シャンッ、シャンッ」というキャリパーとの擦れが起きにくいのでストレスがありません。

ホイールは今回の富士ヒルクライムに向けて新たに「Bontrager Aeolus RSL 51」を導入しました。
リムハイトが51㎜ありながら重量は実測値で1450gとかなり軽量です。
富士ヒルクライムでは3~8%の勾配変化とラスト1.7kmのスプリント区間においてエアロ効果も大きい50mm台のホイールが活躍します。

またBontrager Aeolus RSL 51独自の特徴として前後共にリム内幅が23mmというものがあります。
このAeolus RSL 51は25cタイヤを取り付けた時に最も性能を発揮するように設計しており、
上記の画像では25cのBONTRAGER R3タイヤをつけて90psi入れると横幅が約28mmになりました。
結果として25cタイヤながら自然な形状で28c相当まで膨らむことで、低圧にしてもリム打ちパンクを起こしにくくし乗り心地の向上が見込めます。また荷重がかかった際のタイヤ変形率も抑えられることで路面抵抗も減ることになります。

そして他社の50㎜台のリムハイトをもつホイールと比較して、Aeolus RSL 51は横風…正確には斜めから当たるヨー角の風の影響が圧倒的に少ないという特徴があります。
私は普段30㎜台のホイールを好んで使っていますが、これは街中のストップ&ゴーのしやすさやヒルクライム時にリムの重さが負担になりにくいとうメリットからです。
ですがAeolus RSL 51ならばリム自体も軽量で10%を越える勾配でない限り、登りにおいてもさほど負担にならないと感じました。
またソロで走る際に平坦での速度維持のしやすさは50㎜台ならではの恩恵であり、スプリント時も低いリムハイトと比べて力がかけやすいです。
単独での走行性能の高さに加え、横風に煽られにくく登りでも使える。トータルで見てバランスの良いホイールだと思います。
個人的にはフック式リムを採用していることで、クリンチャー仕様でもチューブレス仕様でも好きに選択できることも嬉しいポイントです。

気になる車体重量ですが、完成車(ペダルなし、付属品なし)の状態で言えば8.3㎏程度になるかと思います。
ヒルクライムで結果を出すバイクとしては重い方ではありますが、最後まで踏み切れるバランスの良い仕様になっています。
またロングライドをする上で便利なボルトオン式のトップチューブバッグが使えたり、ホビーライダーに合わせたリラックスできるポジションからレース向けなポジションまで調整幅も広く、お気に入りの1台です。
富士ヒルクライムが終わった後には、ブルベ相当の長距離ライドやタイヤを太くしてグラベルライドも楽しんでいきたいですね。

以上、スタッフ瀬谷のカスタムバイク紹介でした。
いかがでしょうか。このブログを見てTREKのDOMANEが気になったという方は瀬谷までお気軽にご相談ください♪

STAR☆BIKES 瀬谷

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この記事を書いた人

スターバイクス代表