こんにちは、スタッフの三浦です。3月になって暖かい日も多くなり、サイクリング日和な日が増えて休日になるのが待ち遠しいですね。本日は、4人のお客様にご参加いただきました。
STAR☆BIKESトレーニングライドとは
レース経験豊富なスタッフによるトレーニング中心のイベントになります。
インターバルトレーニングや心肺能力・FTP向上を目指したメニューなどレースで必要な能力を鍛えたり、通常のサイクリングでは身につかない技術の習得をしていきます。
一緒にトレーニングをして自身の成長を感じてみませんか。
初心者向けサイクリングイベントや本格的なレースに興味がある方は参加しましょう!
お店に集合しまして、ライド前のミーティングをしてから走り始めます。
今日はワンちゃんのお散歩途中のご夫婦にお声がけいただきました。
今回のテーマ
初のSTAR☆BIKESトレーニングライドのテーマは技術の習得です。
一般的なサイクリングとは異なり、競技としてロードバイクに乗ろうとすると異なる乗り方が出てきます。
インターバルトレーニング
高負荷と低負荷を強制的に繰り返し行い、筋力と心肺機能の向上を促します。どのようなサイクリングイベントでも上位を目指そうとしたときに必要となるトレーニングカテゴリです。クリテリウムのように展開の激しい競技ではとても重要なトレーニングになります。
ドラフティング
複数台が連なって走っていると、先頭走者は空気を裂いて走行する為空気抵抗が大きく発生することで速度が抑制されます。逆に先頭走者が走行した直後の空間の空気は先頭の人を追うように気流が発生します。それをスリップストリームと呼びます。次走者(また次走者以降の走者)はそのスリップストリームに入ることで大幅に負荷(パワー)を下げて走行を続けることができます。
ローテーション
先頭走者は大きな負荷を受け続けると疲労してしまいますので、先頭交代をする合図をし、次走者と先頭を替わります。これを繰り返すことをローテーションと呼びます。レース中は様々な局面で幾度も使用する技術です。
逆にローテーションを使用しない走法・戦略もあります。
高速域でのコーナリング
通常のコーナリングは外側の足を下死点にすることをよく教わると思います。それに加えて、高速域でのコーナリングになりますとフロントタイヤの路面とのミューが低くなりやすいのでハンドルの下部を持ちます。またコーナリング最中にハンドルの押し引きなどの繊細な操作を行うことがあります。
ダウンヒル
空気抵抗により速度を抑制されないようにハンドル下部を持ち車体に覆い被さるように伏せます。
ゴールスプリント
瞬発的に最高速度まで出し切ります。可能な限り短時間で自身が可能な最高速度まで到達するのがポイントです。
ただダンシング(立ち漕ぎ)をするのではなく、ダウンヒルのように体を極端に伏せ、車体を左右に大きく振ります。ゴールまでの距離と自信の残り体力の見極め、そして加速し始める瞬間のケイデンスが重要です。さらにスプリント中のシフトアップをできるようになると強い武器になります。
本日は3月に行われる大磯クリテリウムにフォーカスした【インターバルトレーニング】をメインに開催しました。
複数人で切磋琢磨しながらトレーニングができるので、楽しく頑張れるのもトレーニングライドの醍醐味です。
トレーニングライドも今回限りではなく、気になる開催内容であれば是非またご参加ください。
次回のSTAR☆BIKESトレーニングライドの開催予定は詳細が決まり次第、上記のライドイベントスケジュールより申込リンクが掲載されます。
また1週間後の3月10日㈰にはステップアップライドが開催されます。
皆様のご参加をお待ちしております。
この記事を書いたのは…
STAR☆BIKES 三浦裕太郎(メカニック/ライドイベントアテンドスタッフ)
2023年10月にSTAR☆BIKES入社、それまでは千葉県のTREK専門店にて4年間勤務。
学生時代は陸上の短距離にて全国大会出場経験があり、社会人になってからはロードバイクでのクリテリウムやエンデューロ、ヒルクライムとレース全般に出場している。
レースに関する走り方から集団走行やロードバイクに関する基本的なスキルまで幅広くお教えします。