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プロが使う確かな品質、vittoria(ヴィットリア)タイヤを紹介します

STAR☆BIKESではBONTRAGER以外にも様々な自転車タイヤブランドをお取り扱いしています。
その中でも今スタッフがお薦めするのがイタリアで 1953 年に誕生した、スポーツバイクタイヤ専門ブランドの「Vittoria(ヴィットリア)」になります。
ワールドツアーを走るプロロードバイク選手が実績を残している最新モデルからホビーユースとして人気なモデルまでご紹介いたします。

CORSA PRO/CORSA PRO CONTROL

左:CORSA PRO 右:CORSA PRO CONTROL

CORSA PRO (Tubeless TLR) ¥13,900-
サイズ:700*24c/26c/28c/30c/32c(28c以上はフックレスリム対応)

CORSA PRO CONTROL (Tubeless TLR) ¥13,900-
サイズ:700*26c/28c/30c/32c/34c(28c以上はフックレスリム対応)

photo:vittoria

2023年5月にモデルチェンジが発表されたPROシリーズは通常モデルとパリルーベの石畳を想定しパンク耐久性に優れたCONTROL、タイムトライアルで結果を出すために特化したSPEEDの3モデルがあります。

photo:vittoriajapan

またプロパートナーチーム(Jumbo-Visma、Alpecin-Deceuninck、Education First-Easy Post、Team DSM、Astana-Qazaqstan、Lotto Dstnyなど)でも使用されており、ワウト ファンアールトやマチュー ファンデルポールといった有名選手が既に結果を出していることでも話題となっています。

特徴は他社にはない非常にしなやかな乗り心地・快適さとグリップ性能の高さです。
乗り心地の良さは320TPIのコットンケーシングによる圧倒的な繊維の細やかさに加え、これまでのCORSAからPROとして進化した際に、よりサステナブルな電気加硫技術によって、ゴム製トレッドがケーシングに完全に一体化し、地形への柔軟性と完全な適応性をさらに高めることができました。

またグリップ性能はグラフェン + シリカ コンパウンドを特徴としています。これは、Vittoria のロードレーシングタイヤ向けの最先端のコンパウンド技術であり、特に速度、耐久性、グリップの点でロードタイヤのパフォーマンスを向上させる素材であるシリカを組み合わせています。

仕様に関して

CORSA PRO

CORSA PRO CONTROL

COTROLモデルが通常モデルと比較し、パンク耐久性重視によっておよそ20g程度重いことが分かります。
荒れた路面を想定したレースやブルベといった長距離走行を重視するならCONTROLがお薦めです。

CORSA PROシリーズはTLR(チューブレスレディ)と呼ばれるタイヤ内にチューブを入れない代わりにシーラント剤で密封状態を維持する仕様がベースとなります。
取付の際はご自身のホイールがTLRに対応しているか、チューブレス専用リムテープ/バルブを所持しているか、またシーラント剤は、Vittoria 純正もしくはコットンケーシングに悪影響を与えないアンモニアフリーのシーラント剤を所持しているか確認が必要です。

CORSA N.EXT

CORSA N.EXT (クリンチャー) ¥8,998-
サイズ:700*24c/26c/28c/30c/32c/34c

CORSA N.EXT (Tubeless TLR) ¥10,450-
サイズ:700*24c/26c/28c/30c/32c/34c(28c以上はフックレスリム対応)

CORSA N.EXTは、2022年よりCORSAシリーズに新たに加わったホビーユースにお薦めなモデルです。長時間の厳しいライドを走り続ける熱心なサイクリストの要件を満たすように設計されており、vittoria のレーシングモデルで培った知識と、独自のシリカとグラフェンのコンパウンドを使用した長持ちするナイロン ケーシングの耐久性を兼ね備えています。転がり効率、グリップ力、摩耗寿命の向上。耐パンク性を高めるために、ケーシングの中央部分には 3 層のナイロンと追加の耐パンク ベルトが装備されています。

画像:vittoriajapan

日常のサイクリングだけでなく、競技での使用も想定しているため幅広い場面で使えるタイヤです。
乗り心地は320TPIのコットンケーシングを採用した上位モデルに比べて劣るものの、100TPIのナイロンケーシングをセンタートレッドの下に3層のレイヤー構造として優れた耐久性を発揮します。

仕様に関して

※Foldableがクリンチャーになります

特筆すべきはクリンチャー仕様の重量がかなり軽く、ディスクブレーキで標準となる26cで200g、乗り心地を重視して28cを選んでもたったの210gしかありません。

超軽量なTPU(熱可塑性ポリウレタン)チューブと組み合わせれば、タイヤとチューブあわせても250g以下となるのでヒルクライムレースではかなりのアドバンテージとなるでしょう。

RUBINO PRO

RUBINO PRO (クリンチャー) ¥6,996-
サイズ:700*23c/25c/28c/30c
カラー展開:6色

RUBINO PRO (Tubeless TLR) ¥9,350-
サイズ:700*25c/28c/30c

アマチュアレースやトレーニングに最適なモデル。
普段のトレーニングだけでなく、レースイベントにも適しています。Rubino Proは、独自の3Cグラフェンコンパウンド構造、長い耐用年数、耐パンク性、シャープなハンドリングが特徴です。

仕様に関して

クリンチャー仕様で25cなら250gと耐久性重視のモデルとしては軽量、ただし規格が新ETRTOではないためホイールの内幅が19mmや21mmに取り付けるとタイヤの実測値は太くなるので要注意。

従来のETRTOはホイールの内幅が15mmに対し、25cタイヤを取り付けるとタイヤ幅の実測値も25mmになるように設計されていました。
しかし2020年より新ETRTOとしてホイール内幅が19mmを基準として新たにタイヤが設計されるようになりました。
そのため取り付けたいタイヤが新旧どちらのETRTOをベースに設計されているか把握してないと、タイヤの表記幅に対し実測値が大きく異なるという事が起きます。

vittoriaは新ETRTOに対応している場合、パッケージに新ETRTO表記があるので分かりやすいですね。

ZAFFIRO PRO

ZAFFIRO PRO (クリンチャー) ¥3,630-
サイズ:700*23c/25c/28c/30c/32c
カラー展開:2色

耐摩耗、耐パンクに優れ、価格を抑えたトレーニングタイヤです。
センター部にフラッグシップモデルのCORSAからインスパイアされた縦溝パターンを採用し、直線での低い転がり抵抗を実現しています。また、グラフェンコンパウンドを使用し、高いグリップ性能と低い転がり抵抗を両立。トレーニングからエンデュランス系まで、幅広く使用可能です。

グラフェン 1C コンパウンドにより、高いグリップ力と最小限の転がり抵抗、軽量さを実現しています。
また26TPIナイロンケーシングは 360TPIのコットンケーシングほどしなやかで滑らかではありませんが、その代わりに、最も困難な条件下で最も荒れた路面でもパンクすることなく耐えられるように設計されています。

仕様に関して

ZAFFIRO PROは新ETRTOに対応しています。
重量はCORSAやRUBINO PROと比較して重いものの、グリップ性能と優れた耐久性があるので街乗りや通勤・通学に適したモデルになります。

その他のvittoriaタイヤに関しては以下のリンクにて確認できます↓
https://www.vittoriajapan.co.jp/vittoria_all_products/vittoria_tires_road/

この記事を書いたのは…

STAR☆BIKES 瀬谷祐介(メカニック/ライドイベントアテンドスタッフ)

自転車業界に勤めて7年目、普段はロードバイクでのロングライドや県内の未走行のコースを探索し、STAR☆BIKESのコース紹介記事も書いている。ヒルクライムが好きでMt.富士ヒルクライムにも毎年出ているが、登りはけっして速くない。夏場にはMTBでふじてんに行きパークライドも楽しむ。
これまで50台近いバイクに乗り換えており、バイクの特徴を掴んでお客様の希望に合わせた1台を提案することに長けている。

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この記事を書いた人

スターバイクス代表