完成車に付属のホイールからアップグレードを検討されるお客様において当店でBONTRAGERに次いで人気があるのが国内ブランドとしても認知度が高まっているグロータック(GROWTAC)のEQUAL手組カーボンホイールになります。
今回は50mmハイトカーボンリムとSAPIM RACEスポークの組み合わせにてご注文を頂きました。
グロータックのEQUAL手組カーボンホイールに関してはこちらの記事をご覧ください↓
パーツの組み合わせ
カーボンリム
今回は30/40/50mmのリムハイトのうち50mmをお選びいただきました。
内幅22㎜にオフセットリムを採用しています。
ハブ・スポーク
ハブはグロータックオリジナルのEQUALハブ、カラーリングはブルー・レッド・ゴールド・シルバー・グレー・ブラックの6色展開のうち、グレーを選ばれました。
ハブに関してはメーカーは安定した性能とメンテナンス性を謳っていますが、実際に使用するとベアリングの回転の滑らかさに驚かされます。
またニップルはBLACK,SILVER,RED,BLUE,GREEN,ORANGE,GOLD,PURPLE(全8色)のうち、車体カラーに合わせてレッドを、スポークはSAPIM RACE 14G(丸スポーク)シルバーになります。
手組みによる組立
グロータックのEQUALカーボンホイールのメリットはお客様が希望のリムハイト、カラーハブ、カラーニップル、スポークタイプを選べることはもちろん、メカニックの手組みによる組立次第でホイール自体の剛性を調整したり、SAPIMのスポークを使用することでスポーク折れ等のトラブルでも修理がしやすい点にあります。
その上で大手ブランドよりも価格を抑えてミドルグレードの良質なホイールを用意できるので、これまでアルミホイールを使用してきた方のホイールアップグレードとしてお薦めできます。
今回はスポークにSAPIM CX-RAY(エアロ)/RACE(丸スポーク)のうち、RACEの丸スポークを選ばれましたのでテンションは高めに設定し、マイルドながら踏めばしっかり反応する乗り味を意識して組み上げさせていただきました。
実測重量
組み上げたホイールの重量を計測したところ、
50mmハイトリム・SAPIM RACEスポークの組み合わせでは、前輪720g・後輪810.5gの合計1530.5g(リムテープ無し)でした。
50mmハイトと丸スポークの組み合わせながらかなり軽量に仕上がっています。
またエアロスポークのSAPIM CX-RAYで組み上げた場合にはメーカー公表で1458gになるとの事です。
お待たせいたしました。
今までの完成車付属アルミホイールから軽量かつリムハイトの高くなったグロータックEQUAL手組カーボンホイールでサイクリングをお楽しみください。
グロータックEQUAL手組カーボンホイールに関するお値段や納期に関しましては店頭にてご案内しております。
ご興味がございましたらお気軽にご相談ください。
この記事を書いたのは…
STAR☆BIKES 瀬谷祐介(メカニック/ライドイベントアテンドスタッフ)
自転車業界に勤めて7年目、普段はロードバイクでのロングライドや県内の未走行のコースを探索し、STAR☆BIKESのコース紹介記事も書いている。ヒルクライムが好きでMt.富士ヒルクライムにも毎年出ているが、登りはけっして速くない。
2024年の富士ヒルで念願の初ブロンズを達成。夏場にはMTBでふじてんに行きパークライドも楽しむ。
これまで50台近いバイクに乗り換えており、バイクの特徴を掴んでお客様の希望に合わせた1台を提案することに長けている。