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【ご注文受付中】GROWTAC EQUAL手組カーボンホイールをご紹介します

手組ホイールを知っていますか?

ロードバイクの性能を引き上げる大きなカスタムといえば、完成車に付属しているアルミホイールからカーボンホイールへのアップグレードじゃないでしょうか?

完組ホイール一例

現在殆どのカーボンホイールはメーカーが用意した完組ホイール(すぐに使える組みあがった状態)が当たり前となっています。

メーカーが研究し設計したリムとハブを推奨するスポークを用いて組み上げた完組ホイールは、性能を発揮する上でこれほど信頼がおけるものはありません。ホイールで後悔したくないなら有名メーカーのトップグレードのホイールを導入すれば間違いないです。

しかし、本来自転車のホイールはリム・ハブ・スポークが全てバラバラで、熟練のビルダーによって乗り手の目的、好みに応じて適切なパーツを選び、組み上げるのが当たり前でした。同じパーツ構成でもビルダーの腕やスポーク1本1本のテンションが異なるだけでまるで別のホイールであるかのように変わります。

メーカーが研究し作り上げた性能を求めて完組ホイールを組み付けることは簡単ですが、ビルダーが一人ひとり乗り手の目的に応じて組み上げる手組ホイールはあなただけの特別なホイールになります。それこそ手組ホイールの魅力でしょう。

GROWTAC EQUAL手組カーボンホイール

https://growtac.com/products/dischub/

自転車関連の製品を開発・販売する日本国内メーカー「GROWTAC(グロータック)」は自社のオリジナルハブ(6色展開、シマノ/スラム/カンパフリーボディ選択可能)に東レカーボンT700とT800を組み合わせた軽量で剛性の高いバランスの取れたカーボンリム(リムハイト30/40/50mmから選択可能)、2種類から選べるスポーク(エアロスポークのSAPIM CX-RAY黒orシルバー、丸スポークSAPIM RACE 14Gシルバー)、8色から選べるニップルをお客様が選んで、自身で、もしくはお店のビルダーが一から組み上げるオリジナル手組ホイールセットを販売しています。

こちらのホイールキットはお店で組み上げる工賃を含んだ場合、STAR☆BIKESでは16万円台からご用意が可能です。(スポークの選択により価格が変わります)

また気になるホイール重量ですが、メーカー公表で以下のとおりです。

スポークがSAPIM CX-RAY組みの場合
ROAD TLR 30mm:1,334g
ROAD TLR 40mm:1,386g
ROAD TLR 50mm:1,458g
※スポーク48本:212-228g(長さによる)・ニップル48個:18g
※実重量は各パーツの個体差により前後します

大手ホイールメーカーの完組カーボンホイールと比較して、この軽量さで20万円以下でご用意できるのはかなり魅力的です。

GROWTAC社のEQUALホイールに関するこだわり、設計の背景に関しては公式のコンセプトデータも併せてお読みください。オリジナルハブに関するライダーを意識した設計やカーボンリムをどのように選んだか等、興味深く驚くようなお話が載っています↓

画像をタッチするとリンク先に飛びます。リンク先はPDFになります。

実際にスタッフが注文してみました

GROWTAC EQUAL手組カーボンホイールを販売するにあたり、早速スタッフの瀬谷も注文し、自身で組み上げました。

選択した組み合わせは…
・スポーク(前後共通):SAPIM CX-Ray シルバー
・フロントリム型格: RMCD-292230-A(30mmハイト)
・フロントハブ色:シルバー
・フロントニップル色:ORANGE
・リアリム型格:RMCD-292230-A(30mmハイト)
・リアハブ色:シルバー(HGフリーボディ)
・リアニップル色:ORANGE
になります。

組み合わせに関してスポークのみ前後共通になりますが、リムハイト・ハブ色・ニップル色に関しては前後で違う仕様も選べます。(例、フロントリムハイト30mm/リアリムハイト50㎜、フロントハブ赤色/リアハブ青色、フロントニップル金色/リアニップル銀色

実測重量は上記の通り。
メーカー公表値では30㎜ハイトのリムが370g(±15g)、ハブはフロント125g リア223gだったので概ね合っていますね。

手組なので当然自身で組み上げていきます。
今回私がこちらのホイールを選んだ目的は「富士ヒルクライムで勝負できる軽量ホイールを用意すること」。
リムの縦振れ横振れに注意しつつ、可能な限りスポークのテンションを上げて踏み込んだ力が逃げることなく、かかりの良いホイールを目指して組みました。

組み終わった状態のホイールがこちら。
まだリムテープは貼っていません。
そしてこの状態で気になる重量は…

フロントホイールが609.6g、リアホイールが708.0g、前後合わせて約1318gになりました。
この重量の軽量カーボンホイールが20万円以下で用意できることに改めて驚きます。

なにより自分専用のオリジナル仕様でハブとスポークがシルバーカラー、ニップルがオレンジカラーで組めるのが嬉しいですね。

組み合わせるタイヤ・チューブ・リムテープも軽量重視で用意しました。
IRCタイヤのASPITE PRO S-LIGHTは軽いだけでなく、軽量さ、グリップ力の強さ、耐久性も信頼がおける製品です。
MageneのTPUチューブは流行りの熱可塑性ポリウレタンチューブで軽量なだけでなく、他社と比べても壊れやすいバルブ根本の補強がしっかりしています。その上でお値段が1本1650円とお手ごろです。

組み上げたホイールを自身のDomane ALに取り付けてみました。

私のDomane ALはステムをシルバーにしたり、バーテープやチェーン、トップキャップやシートクランプをオレンジにカスタムしていたので、今回のホイールも色を合わせてみました。車体全体に統一感が出て満足度が高まります。

軽く試走を行いましたが、見た目やスポークのテンションに対し、乗り味はかなりしなやか(タイヤが28cというのも影響が大きそうです)でした。かといって登りで踏み込んでも力が逃げる感じはしないのでひとまず成功かと。

ただし、より踏み込んだインプレッションに関しては後日走り込んだうえで「スタッフ瀬谷の雑記」にてご紹介予定です。楽しみにお待ちください。

この記事を書いたのは…

STAR☆BIKES 瀬谷祐介(メカニック/ライドイベントアテンドスタッフ)

自転車業界に勤めて7年目、普段はロードバイクでのロングライドや県内の未走行のコースを探索し、STAR☆BIKESのコース紹介記事も書いている。ヒルクライムが好きでMt.富士ヒルクライムにも毎年出ているが、登りはけっして速くない。夏場にはMTBでふじてんに行きパークライドも楽しむ。
これまで50台近いバイクに乗り換えており、バイクの特徴を掴んでお客様の希望に合わせた1台を提案することに長けている。

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この記事を書いた人

スターバイクス代表