
こんにちは、スタッフの瀬谷です。8月4日㈰はSTAR☆BIKESサイクリングセミナーを開催しました。
サイクリングセミナーは少人数・講習スタイルのライドイベントとなります。
今回はロードバイクを初めて1か月のお客様とマンツーマンライドにて集団走行練習を行いました。
STAR☆BIKESサイクリングセミナーとは
STAR☆BIKESでロードバイクを購入されたお客様限定のセミナー形式のイベントです。
ロードバイクに乗り始めたばかりのライダーならまずはこのイベントからご参加ください。
公道走行時の注意点や集団走行におけるハンドサイン・声出しの方法、走行時のテクニックまでお教えする講習形式のライドイベント。
またステップアップライド・CLIMBオーバーカムライドといったイベントで常連のお客様に混ざっていきなり参加できるか不安という方にもお薦めのライドイベントです。
速度は平坦で時速20~25㎞程度が目安です。


セミナーはライドイベント自体が初めてのお客様や誰かと一緒に走ったことがまだないお客様も参加されます。
当店の他ライドイベント「ステップアップライド」「CLIMBオーバーカムライド」「トレーニングライド」は既に参加されているお客様も多く、いきなり常連の方々に交じって近い距離でグループ走行するのは不安があるかと思います。
そのため、イベント初参加のお客様にはセミナーにて集団走行での注意すべきポイントやハンドサイン・声がけの方法をお教えし、自信をもって当店のライドイベントにご参加いただけます。

本日は車があまり気にならず、前の人との距離感に慣れることに集中できる約40㎞のコースを設定しました。
海沿いの134号線ではソロライドでは出したことがなかった高速域でのドラフティング(風除け)効果も実際に体感していただきました。





帰りは鵠沼海岸にあるアイスクリームショップ「Hilo Homemade Ice Cream」さんで夏季限定”すいかのソルベ”を頂きました。すいか本来の甘みがそのままシャーベットになったかのような美味しさは絶品です。ちなみにソルベとは果汁やリキュール、もしくはそれらを含んだシロップを凍らせて作った、フランス生まれの冷菓とのことです。
気になった方は是非足を運んで食べてみてください!



今回はセミナーと併せてPrologo「SCRATCH M5 PAS TIROX」サドルを自分のTREK Domane AL Gen4に取り付けてインプレッションしました。
重量は201gと金属製レールながら軽量なモデルです。商品名にあるTIROXとはこのレール素材のことを指しており合金鋼(ステンレス)レールとしてこの軽さに貢献しています。
公式サイトでは「ミラノ工科大学と共同開発したMulti-Sector Systemを導入し、異なるそれぞれの独立したパッドが個別の働きを持ちます。ペダリング時の踏み足・引き足の両方で自然な動きを促進させながら、サドルに伝達する振動を吸収します。ラウンド形状により、骨盤が自然に回転し、腰部の安定性とサポートが得られ、より広い表面に圧力が分散されます。」とあります。
いざ乗ってみて最初に感じたのは、パッド面が薄く座骨がサドル面の上で安定することでした。
パッドのクッションが柔らかいとペダリング時に座骨が動く為、ペダリングにロスが生まれますがこのサドルでは座骨が左右でブレることがありません。シッティングのままでも力が入れやすいと感じました。
またサドルの全長は250mmあり、走りながら座る位置を前後に変えやすいです。ヒルクライムやスプリント時に座る位置を微調整する人にも使いやすいでしょう。

逆にこんな人には向いてないと思った点は、アップライトな姿勢でサイクリングを楽しむ方です。
座骨が安定しますが、その分パッドが堅いためアップライトな姿勢で乗るとハンドルよりもサドルに荷重が大きく掛かるため座骨周辺の圧が強く、時間経過で痛くなるかもしれません。
タディ・ポガチャルが2021,2020のツール・ド・フランスを制覇したのもこのSCRATCHサドルであり、日頃からレーシーなポジションで乗っている方には是非試していただきたいサドルです。
この記事を書いたのは…

STAR☆BIKES 瀬谷祐介(メカニック/ライドイベントアテンドスタッフ)
自転車業界に勤めて7年目、普段はロードバイクでのロングライドや県内の未走行のコースを探索し、STAR☆BIKESのコース紹介記事も書いている。ヒルクライムが好きでMt.富士ヒルクライムにも毎年出ているが、登りはけっして速くない。
2024年の富士ヒルで念願の初ブロンズを達成。夏場にはMTBでふじてんに行きパークライドも楽しむ。
これまで50台近いバイクに乗り換えており、バイクの特徴を掴んでお客様の希望に合わせた1台を提案することに長けている。
