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【富士ヒル対策特別ライドイベント】5月25日㈰富士スバルラインに試走に行ってきました!【本番1週間前】

こんにちは、スタッフの瀬谷です。とうとう1週間後にはMt.富士ヒルクライムが開催されます。
そこで5月25日㈰は3月より月一で開催した「富士ヒル対策特別ライドイベント」の締めくくりとして本番のコースである富士スバルラインにお客様と試走に行ってきました!

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25日㈰は前々日までは雨予報が続き、天候不良につき開催できないかと思われましたが前日には予報がガラッと変わり朝9時より雨が止み午後には晴れると出たため、集合時間を10時30分にして開催しました。
私は一足早く会場となっている富士北麓公園駐車場に到着し、アップを行いました。
ヒルクライムレースではアップがかなり重要で、スタートと同時に勢いよく走り出すため、事前に心拍を上げてアップをしていないと負荷が強く、苦しくなって最初に踏めなくなります。

集合時間を迎え、皆と合流。今回は5名のお客様と登ります。
初めてスバルラインを走るお客様もいれば既に今年試走で3回走っているお客様もいらっしゃいます。

今年の参加メンバーのバイクチェック。
TREK MADONE GEN 8がやはり占めています。
今年のジロデイタリアでも大活躍中のマドンはエアロと軽量さに優れたスペシャルマシン。
ヒルクライムにも最適な1台となっています。
ホイールに関しても4名中3名がBONTRAGER AEOLUS RSLを使用。
3~7%の勾配が続き、最後には2㎞近い平坦がある富士ヒルではリムハイト51mmのRSL51が活躍します。
また他のヒルクライムレースも含めて使うなら軽量重視のRSL37が良いですね。

そしてスタッフ瀬谷のマシンはというと、DOMANE SLR GEN 4になります。
何故、MADONEじゃなくてDOMANEなのかと聞かれると…DOMANEの乗り味が好きだからというのもありますが、MADONEがクリテリウム仕様のパーツ構成で組んでいるのに対し、ドマーネは登り楽々ギア仕様。正確には普段使う167.5mmのクランク長ではなく165mmを使用し、ギア構成はフロント46/33Tリア10-33Tになります。

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昨年はブロンズを取るために半年間努力し見事に達成できたわけですが、今年の私はとある病気で1月からまともにトレーニングできず、4月には手術からの入院で動くことすらできず、5月も負荷をかけたトレーニングが本番直前までできずとトレーニングに取り組んでいない時の自分よりも運動能力が落ちた状態になっています。
そのため、今年の富士ヒルは”トラブルなく5合目まで辿り着こう”が目標で身体に優しく登りでも軽いギアが選べるドマーネを選びました。

ちなみに目標タイムは1時間45分です!

アップがすめば200円を握りしめて料金所に向かいます。
というのも普段スバルラインを登る際は自転車は料金所で200円必要だからです。
ちなみに本番のスタートラインは料金所よりも手前から始まり、料金所までブロンズペースの方で2分前後かかります。そのため試走の際は料金所から計測するのでおよそのタイムは+2分くらいで考えます。

料金所を越え、各自のゴール目安が確認できたところで、いざ出発!



到着しました!
登りでは写真撮る余裕もなくいきなり5合目からになります。
5合目に着いた感想は、寒っ!風強っ!でした。
油断しているとバイクが風で吹っ飛びそうになるほどです。

道中も強い向かい風もあれば、追い風場面もありこんなに風が強いスバルラインは初めてでした。
そして肝心のタイムはというと…

1時間43分56分!

今の自分が精いっぱい登ってこのタイム…昨年は1時間22分で登ったのに。
でもしょうがないですね。この半年間まともにトレーニングできずろくに走ることも出来なかったのですから。

逆に言えばこの位のタイムで登っているホビーライダーも半年頑張れば20分以上短縮できるということです。

一応目標の1時間45分以内にはゴールできましたが、スタートから料金所までの2分間を考えると実際はギリアウトです。敗因としては後半のエネルギー不足が主になります。
当日は2時間半前に大盛りパスタに菓子パン1個、試走中は固形物やジェルといった補給食はなしでグリコパワープロダクションの「エキストラハイポトニックドリンク クエン酸&BCAA」を溶かしたドリンクのみでした。
昨年はこれで問題なくいけたものの、今年は自身の体力不足に運動能力低下が合わさり後半から空腹を感じるほどのエネルギー不足に陥りました。
前半のパワーは平均200w越えをキープしていたものの、後半は標高によるパワーロス以上にエネルギー不足を感じ150wを下回る場面もチラホラと。

この結果を受けて本番ではレース直前の食事調整と補給食の追加を決めました。
エネルギー不足にさえならなければ1時間40分くらいでゴールできるのではないでしょうか。

その後、5合目で全員と無事合流できました。
本当に寒かったので皆急いで持ってきた防寒着に着替え、まずは失われたエネルギーを取り戻すために売店で補給。
せっかくなので5合目の名物富士山メロンパンも頂きながらみんなで一緒に反省会を行います。また自身の参加経験も踏まえ富士ヒル本番の様子やポイントをお伝えしました。

ということで1週間前ギリギリのスケジュールとなりましたが、無事富士スバルライン試走会を終えました。
今回の経験をもって本番では悔いなく実力が発揮できるよう頑張ります!

また1週間後の富士ヒルでお会いしましょう!

この記事を書いたのは…

STAR☆BIKES 瀬谷祐介(メカニック/フィッター/ライドイベントアテンドスタッフ)

自転車業界に勤めて7年目、普段はロードバイクでのロングライドや県内の未走行のコースを探索し、STAR☆BIKESのコース紹介記事も書いている。ヒルクライムが好きでMt.富士ヒルクライムにも毎年出ているが、登りはけっして速くない。
2024年の富士ヒルで念願の初ブロンズを達成。夏場にはMTBでふじてんに行きパークライドも楽しむ。
これまで50台近いバイクに乗り換えており、バイクの特徴を掴んでお客様の希望に合わせた1台を提案することに長けている。

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この記事を書いた人

スターバイクス代表