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TREK Emonda SL5 × ご納車 + パーフェクト組み立て + ガラスコーティング

ロードバイクサイクリングの途中で何気なく当STAR☆BIKESにお立ち寄りいただき、オーナーが一目惚れしたお相手はTREK Emonda SL5。お声をかけさせていただくと、今のアルミロードGIANT DEFYは長く乗られていてカーボン車への買い替えも視野に入っていたという。台の上に載せてあったトレック エモンダを下ろしてご覧いただいたところますます気に入った様子でご決断されました。DEFYの際に最適なものをすでに揃えられていた為、オプション内容はパーフェクト組み立てとガラスコーティングのみ。良いと思います!

ちなみにこちらはコーティング前のフレーム、クリア層の表層の様子。当店自慢の作業場ブラックブースで見るとコンディションがよく分かりますね。それではまずバラシていきましょう!

まずはコーティングの際には不要なステッカーの剝がし作業。BB下の生産時品質管理用ステッカーはコーティングしない際にも剥がしています。ついでにホイールリフレクターやチェーン脱落防止プレートも外します。油圧ホースもコーティングの邪魔になりますので当然外します。そしてフロントフォークを抜いてヘッドパーツをばらしていると、今回の出荷時組立不良はこんなところに隠れていました、ステアラートッパーボルトの締め込み不良。このパーツの役割は非乗車時に予期せずステアリングが回ってしまい、ハンドルがフレームに接触するのを防いでいます。落車時のフレーム損傷防止できるほどの強度は備わっていません。7部組はバラしてみると楽しいですね。台湾の工場の方々!私の眼は見抜けませんよ!しかしこれもコーティングの妨げになるので締めずに外します。ん?異様に渋い。念のため油を差しながらボルトを抜いてみると、ボルトの成型不良です。気付かずにそのまま取り付けてしまったんですね。ねじ穴も損傷しています。とりあえずトルクが必要な個所でなくてよかった。ねじ穴はタッピングして完了。ボルトは明日仕入れるとして作業続行!

全てのパーツを取り外したつもりだった画像。BBとリアディレイラーハンガーが付いたままですが、コーティング時は外しました。

さあ、バラシ終えたらコーティング!ではなくまず研磨です。最初の画像でお見せしました通りクリアの表層は小傷が無数にあり、そのままガラスコーティングしたら傷はそのまま残ってしまいます。超硬質・微粒子ノンシリコン・ノンワックスコンパウンドと2種類のバフを使用して鏡面に仕上げていきます。

BBにはロックタイトを使用し、しっかりトルク確認させていただきました。Emondaはフルアウター且つ内装ケーブルですのでダンシングの際や荒れた路面の走行の際にダウンチューブ内から「カンカン」音が発生することがあります。防振用チューブを装着させていただきました。WAKO’S CHAIN LUB LIQUID SPEEDを浸透させたチェーン、そしてDEFYより譲り受けたSHIMANO SPD-SLペダル。煌々としたこの輝き、いかがですか。生涯補償のTREKだからこそ、長く乗れる一台に仕立てたい、そんなオーナーからのガラスコーティングのご依頼をお待ちしております。※チェーンステーのチェーン干渉防止ステッカーはこの後に貼りました。

ガラスコーティング:10,000円
フレームの表面はクリア塗装で仕上げられていますが、クリアは永久的なもので塗装と接着しています。クリアに傷が入ってしまうとなかなか取れません。また自転車の傷は基本的には線キズが多く、その隙間には黒い汚れが詰まっていきます。削るなどして黒い汚れを落とすことはできますが、繰り返すうちにクリア層は失われ塗装が出てきてしまいます。クリア塗装もフレームの一部です。そもそもの原因であるクリア層の傷や汚れを未然に防止するためにもコーティングはお勧めいたします。当店ではポリマーコーティングとガラスコーティングをご用意しております。有名コーティングブランド”クレストヨンド社”より最高級技術の証である”3Star Technical Shop”に認定された当店と、コーティングに最適な
当店自慢のブラックブースにて施工いたします。

STAR☆BIKES 内田

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この記事を書いた人

スターバイクス代表