【スタッフ機材紹介】TREK最軽量モデルEmonda SLR

こんにちは、スタッフの三浦です。
先日、大磯クリテリウム２０２３ー２４ 第５戦 スポーツカテゴリーに参戦してきました。
速く走りたいという方、快適に走りたいという方など様々な理由でカスタマイズをしたいという方がいらっしゃるかと思います。
今回、私がレースで使用したバイク 「TREK Émonda SLR」と機材、レースに向けて何をカスタマイズしたのかをご紹介します。

TREK Émonda SLRについて

Émonda SLRは超軽量のエアロカーボンロード。オールラウンドモデルですので、どのような走りにも対応できますが、特に登りにおいて史上最も速いバイクとトレックは位置付けている。トレック最軽量フレームの伝説的な走りの質を体感でき、最軽量のOCLVレイアップから作られたエアロ形状のチューブがさらなる速さを引き出しています。

機材紹介

ホイール

・ボントレガー Aeolus RSL 37 TLR ディスク ロード ホイール
より速く。より軽く。さらなる安定性で。超軽量のAeolus RSL 37は、ヒルクライム、クリテリウム、ワンデイレースに適した究極のカーボンロードホイール。
RSLグレードのOCLVカーボンはより軽くて強度に優れ、リム高が低めのホイールより軽く、高めのホイールより速い、安定性に優れた高さ37mmのリム形状を可能にする。DT Swiss 240の内部機構とRatchet EXP 36フリーハブを備えた超軽量ハブがスムーズな回転を約束。
重量 フロントホイール 600ｇ　リアホイール 725ｇ　合計 1325ｇ

タイヤ

・iRC ASPITE PRO S-LIGHT(アスピーテ プロ スーパーライト)
S-LIGHTはこれまで存在しなかった、軽量、かつ強靭なグリップを持つレーシングタイヤ。
チューブレスのパイオニア、iRCが生み出した「チューブレスに迫るクリンチャー。」
レースでの使用を見据え、素材、内部構造、パターン設計を新しく開発。プロレーサーによるテストで「最高のクリンチャータイヤ」と言わしめる一本が完成。180TPIのケーシングと構造が未体験のしなやかな走りを生み出し、iRCの独自技術であるRBCコンパウンドがウェットでもドライであっても路面を掴み、確実なグリップの感触がライダーに安心感を与える。
重量 200ｇ

ビックプーリー

・RIDEA C26 RD CAGE
Upper 12T/Lower 16Tを使用した大径RD CAGEです。アッパープーリーをコンパクトにすることで変速性能を最適化しつつ、回転軸にかかる負荷を低減させ、より優れた動力効率を実現します。カーボン製のプーリーはチェーンノイズを低減しています。カーボン製のプーリーはチェーンノイズを低減するだけでなく、歯先には独自のナローワイドデザイン「X-ODON」テクノロジーを採用し、スムーズな変速とワット数の節約をも実現します。

簡易アップグレード

誰もがアップグレードといえば最初に「軽量化」を考えます。
ただし、自転車の世界で軽量化は数十グラム減らすだけで場合によって数万円、数百グラムの軽量化なら数十万円かかってもおかしくない世界です。自身の懐具合と相談してどこまでやるのか、どこを率先して変えれば価格を抑えて効果を上げられるのか見極める必要があります。
その中でも、気軽に軽量化できるのがタイヤやチューブになります。

スタンダードチューブ

・ボントレガー スタンダードチューブ(プレスタ) 700C x 20-28mm, バルブ長48mm
軽量化と耐久性を完璧なバランスで実現する、0.9mm厚の高品質Standard ブチルゴムチューブ。
実測重量 110ｇ

軽量チューブ

・ボントレガー ライトウェイト チューブ(プレスタ) 700C x 18-25mm, バルブ長48mm
ボントレガー Lightweight チューブで回転重量を低減させて、あなたのバイクの性能をアップさせよう。スリムなブチルウォールが走行感を高め、軽量化に貢献。
実測重量 66.5ｇ

TPUチューブ

・Magene EXAR TPUチューブ
耐熱テストをクリアしており、リムブレーキでも使用可能です。
700c TUBEの重量はわずか36g。
シーラントとほぼ同等の重量なため、クリンチャータイヤを使用することでチューブレスレディ運用よりも軽量化が可能です。従来のブチルチューブと比較して、転がり抵抗が20％低く、ラテックスチューブに近似しています。
TPUは、ブチルゴムに比べて優れた強靭性があり、高い耐パンク性を備える素材です。
実施した耐パンクテストでは、ブチルゴムの耐パンク性能は800N/mmですが、TPUの耐パンク性能は1200N/mmです。
実測重量 36.8ｇ

カスタマイズ

今回、タイヤをiRC ASPITE PRO S-LIGHT(アスピーテ プロ スーパーライト)、チューブをボントレガー ライトウェイト チューブに交換。100ｇ以上の軽量化をしてレースに挑みました。
もし今使っているタイヤ・チューブが重いものならば是非本番までに換えてみてはいかがでしょうか？
パーツ交換に関するご相談もお待ちしてます。

併せて大磯クリテリウムについてのブログも下記リンク先からご覧ください。

あわせて読みたい

【レース】大磯クリテリウム2023-24第5戦に参加してきました！ こんにちは、スタッフの三浦です。今回お店から最も近いロードレースイベント「大磯クリテリウム」の第5戦スポーツカテゴリーに参戦してきました。レース！というと敷居...

この記事を書いたのは…