当店ではMyVeloFitによるAIフィッティングと国際的なフィッティング経験をもつフィッターによる複合的な判断を用いてお客様の理想のポジションを導き出すオリジナルフィッティングサービスを行っています。
今回は新型Madone Gen 8購入に伴い、バイクを組み立てる上でお客様のポジションに合わせた状態で仕上げ、身体に合わせた最適な仕様でご納車させていただくためにフィッティングを受けられました。
当店のAIフィッティングサービスに関してはこちらから↓
お客様にとってMadoneが初めてのロードバイクでありビンディングシューズも初めてのため、まずはロングライドがしやすく自然なポジションがとれるよう調整しました。
フィッティングでポジションを調整する際に変更となる可能性が高いパーツとして「ハンドル」「ステム」が挙げられます。またこれまで使っていたサドルが合わないという方には違うサドルの提案をしたり、サドルの位置調整ができない場合にはオフセットの異なるシートポストを提案することになります。
今回のフィッティングではステムは完成車に採用されていたものをそのまま使えましたが、ハンドルのみお客様の肩幅・用途に合わせて変更となりました。
ボントレガー Compロードハンドルバーは持ち手のブラケット部分とドロップ部分で幅が異なるフレア形状のハンドルになります。
フレアの場合、STIレバーを極端に内側に入れる方を見かけますがレバーは内に入れば入るほどブラケット部分を掴んだ際に上半身を腕で支えにくくなります。特にロングライド重視の方や身体が硬い方にとってはデメリットも。
お客様のバイクは下記記事内でも紹介しています。
ポジションを決めた上でケーブル長も全て調整し組み上げていくので、操作時にストレスを感じさせない快適な仕様にて組ませていただきました。
この度は当店のAI FITTING SERVICEをご利用いただきありがとうございます。
フィッティングは今その瞬間お客様にとって最適なポジションを導き出すサービスです。
乗り込んでいく上で理想のポジションは変化し続けます。
当店では今後のフォローフィットやライディングスキルに関してもサポートしていますので今後ともよろしくお願いいたします。
この記事を書いたのは…
STAR☆BIKES 瀬谷祐介(メカニック/ライドイベントアテンドスタッフ)
自転車業界に勤めて7年目、普段はロードバイクでのロングライドや県内の未走行のコースを探索し、STAR☆BIKESのコース紹介記事も書いている。ヒルクライムが好きでMt.富士ヒルクライムにも毎年出ているが、登りはけっして速くない。
2024年の富士ヒルで念願の初ブロンズを達成。夏場にはMTBでふじてんに行きパークライドも楽しむ。
これまで50台近いバイクに乗り換えており、バイクの特徴を掴んでお客様の希望に合わせた1台を提案することに長けている。