スタッフの瀬谷です。2024年初の箱根ヒルクライムは4名のお客様と参加してきました。
先日書いた「【スタッフ瀬谷の雑記㉑】明後日は箱根ヒルクライムデビュー、TREK新型Madoneで挑戦します!」では今の自分のスペックなら1時間10分前後でゴールできると予測しました。
果たして結果はどうだったのでしょうか?そして恐怖の10㎞SFRを体験とは何なのでしょうか?
ご紹介します。
今回私は当日受付で申請したため、朝6時に受付会場の「鈴廣かまぼこの里 P1 団体様バス駐車場」にやってきました。
5人のうち、自分を含む3名は当日受付でした。
私は車で来ているため、近くのコインパーキングからラフな格好のまま受付へ。
受け取った荷物はゼッケンや計測タグ、荷物預かり用の荷札、参加賞のタオルなどです。
そして私のゼッケン番号は「3014」、私の誕生日は3月14日…凄い偶然!何か良いことが起きそうな予感(何も起きませんでした)
朝6時の受付を終えたら、レース後に上で受け取るための荷物預かり開始の8時30分まで時間があるため、朝食を食べ終えターンパイクすぐ近くの一夜城プチヒルクライムでアップをします。
と言ってもこの一夜城ヒルクライム、距離1.8kmで獲得標高194mと何かおかしい。路面のほとんどがコンクリートの〇坂で勾配は13%以上ばかり。アップにしては筋肉の消耗が激しかったですね。
それよりも自分は10%前後の勾配でギアが足りず、50前後の低ケイデンスでしか回せませんでした。
この時点で今日のレースでとんでもない目に遭うのではと脳裏をちらつきます。
時間になりターンパイクのゲート手前にあるトラックにレース後に受け取るための荷物を預けます。
自分はリュックの中に防水対策を施した(ニトリルグローブを上からはめた)ロングフィンガーグローブに超軽量タイプの防水ジャケット、普段バイクに付けているパンクキット入りのツール缶を入れて渡しました。
ちなみに預ける荷物は雨で中身が濡れないよう対策しておくのがお薦めです。
今回もターンパイク上の大観山展望台の方は雨が降っており、預けたリュックはびしょ濡れになりました。でも中身はビニール袋で覆っているので無事でした。
時間になりレーススタートです。
箱根ヒルクライムは年代別でのスタート時間が設定されており、私は30代の部で出発します。
ちなみに朝一は曇っていたのが、この時点で小雨が降ってきており今年の箱根ヒルクライムは雨のレースとなりました。
スタート待機時から7分ほどの動画になります。
今回私は190w以上キープを目安に走る予定でしたが、スタートしてすぐは300w越えで登っており、これは最後まで行く前に力尽きると思い早めにペースを落としました。それでも前半5kmぐらいは平均230w以上キープしていました。
ですが…前回のブログで書いた通り、そして一夜城のアップで思った通り、フロント52/36tリア11-30tは今の自分にとって8%以上の勾配で続くヒルクライムではまったく足が回らない、驚異の低ケイデンスでの登りとなりました。
これが箱ヒルで勾配のきついスタートから10kmまでの区間データです。
ゴールまでの平均ケイデンスは65rpmですが、10kmまでの間は50を僅かに上回る場面がほとんど。
周りのみんなは高ケイデンスで登っていくのに自分だけ明らかにケイデンスが低い。
そして自分が得意な登り方も70以上のケイデンスで回す登り方です。
もう…完全にギア構成で失敗です。
これじゃあ10㎞のSFRトレーニングです。
しんどすぎます!
素直にフロント50/34t、リアは11-34tを付けてくるべきでした。
普段ヒルクライムで使わない速筋をメインとしたペダリングとなり、無理をすれば脚が攣るか早々に力尽きるかという状況になったため、とにかく脚を攣らずに一定のパワーをキープしようという作戦に。
終盤まで脚を攣る気配はなく残り3㎞のアップダウンに関しては良い感じにペースを上げています。
ただ…途中の勾配8%を越えると途端にインナーローの低ケイデンスになり速度はガクッと落ちます。
なんという情けない走り方…
ということでスタッフ瀬谷の初箱根ヒルクライムの結果は
1時間7分47秒でした!(公式のリザルトが執筆時出ていないためSTRAVAのセグメントタイムになります)
一応予測の1時間10分前後は僅かに上回ることができましたが、自分に合ったギアでケイデンスをキープできていればもっとタイムは縮められたと思います。
来年参加する際はギアの構成をちゃんと変えてから出ようと思います。
平均212wというのも今の自分の調子を考えればよくやったと思いますが、体重も富士ヒルの時の様にあと3kgはしっかり減らして臨むべきですね。
もう反省点だらけでお恥ずかしい限りです。
ゴール後は皆と合流し、預けた荷物を回収して防水ジャケットを身に付けブース見学。
兼ねてより気になっていた平塚のハンドメイドサイクルキャップを販売しているCycloneさんで富士山模様のキャップをゲット!これを身に付けて来年の富士ヒルも頑張りますよ!
そして大観山から見渡せる芦ノ湖と富士山は当然ながら雨とガスにより何も見えませんでした!
大観山からの美しい景色は皆さんの心の目で見てください。
ということでスタッフ瀬谷の2024年初の箱根ヒルクライム挑戦は終わりました。
今回は良いところをまったくお見せできなかったので、最後に私からネタを提供します…
大観山の名物2人乗りブランコ…スタッフ瀬谷の隣は空いていますよ!
スタッフ瀬谷の隣は空いていますよ~!
ありがとうございました。
一つ忘れていました。
スタッフ瀬谷はダメダメでしたが、バイクのMadone SLR Gen 8は最高でした!
この記事を書いたのは…
STAR☆BIKES 瀬谷祐介(メカニック/ライドイベントアテンドスタッフ)
自転車業界に勤めて8年目、普段はロードバイクでのロングライドや県内の未走行のコースを探索し、STAR☆BIKESのコース紹介記事も書いている。ヒルクライムが好きでMt.富士ヒルクライムにも毎年出ているが、登りはけっして速くない。
2024年の富士ヒルで念願の初ブロンズを達成。夏場はMTBでふじてんに行きパークライドも楽しむ。
これまで50台近いバイクに乗り換えており、バイクの特徴を掴んでお客様の希望に合わせた1台を提案することに長けている。