
国内ではGROWTAC社が代理店として取り扱っているMageneのスパイダー型パワーメーター「Magene PES-P505」が、この度TREKのボトムブラケットT47にも対応し新たに「Magene PES-P515」として登場しました。
クランクアームとパワーメーターがセットになってお値段は4万円台前半と非常にお買い求めやすい価格になってます。シリアスレーサーだけでなくロングライドやヒルクライムを楽しむホビーライダーにとっても役立つパワーメーターをお手ごろ価格で導入してみませんか?
基本情報
| モデル | PES P515 パワーメーターセット |
|---|---|
| 重さ | 625g±5g(170mm) |
| クランク長 | 165mm、167.5mm、170mm、172.5mm、175mm |
| パワー精度 | ±1% |
| スピンドル | 24mm |
| チェーンライン | 44.25mm |
| Qファクター | 147mm |
| 出力範囲 | 0~2500W |
| ケイデンス範囲 | 20~240回転 |
| データ機能 | パワー、ケイデンス、左右バランス、ペダルスムーズネス |
| 校正方法 | 自動キャリブレーション、バックペダルキャリブレーション、手動キャリブレーション |
| 通信規格 | ANT+、Bluetooth |
| 防水グレード | IPX7 |
| 動作温度 | -20℃~50℃ |
| バッテリー寿命 | 240時間(満充電時) |
| 計測方法 | スパイダー型 |
| 対応BB | T47,BB386,BB86,SHIMANO HOLLOWTECH II BSA/ITA(アクスル径:24mmスピンドル) |
| 保証期間 | 24か月 |
| 希望小売価格 | ¥39,600(税別) |
| 公式サイト | https://growtac.com/products/magene-pes-p515/ |
特徴
※公式サイトより抜粋

±1%の高精度なパワー測定
PES P515パワーメーターは、高精度のひずみゲージと加速度センサーを採用しています。
これに加えて内蔵された高度な温度補償アルゴリズムにより、環境が常に変化しても、いつでもどこでも正確で信頼できるパワーデータを提供します。
過酷な環境下での厳しい基準に基づく徹底的なテストを行い、各ひずみゲージには応力除去処理が施されています。
そのため、1%のパワー精度を保証し、あなたの努力を決して無駄にしません。

軽量化と剛性を両立したクランク構造
PESクランクは、トリプルホロー構造を採用しています。広く設けられた中空構造により、大幅な軽量化を実現しました。クランク本体は、精密なCNC加工と深穴加工技術によって一体成形されており、シーリング技術の最適化に加え、左右対称の設計により力の伝達構造も大きく強化されています。重量を抑えながらも性能を損なうことはなく、10万回におよぶ厳しいペダリング試験を経ても、優れた性能を維持しています。

剛性と軽さを兼ね備えたスパイダー
P515のスパイダーパワーメーターは、航空機用にも使われる7075アルミニウムを使用しています。高品質な素材を選定することで、優れた剛性を確保しつつ重量とのバランスを最適化しており、本体重量はわずか99gです。

剛性と軽さを兼ね備えたスパイダー
P515のスパイダーパワーメーターは、航空機用にも使われる7075アルミニウムを使用しています。高品質な素材を選定することで、優れた剛性を確保しつつ重量とのバランスを最適化しており、本体重量はわずか99gです。

4つの基本データで多角的に分析
4つの基本サイクリングデータで、自身の総力を多角的に分析できます。
パワー:高感度かつ信頼性の高いパワー測定。±1%の高精度を実現。
ケイデンス:常に安定したケイデンスデータで、リズムを的確に把握。
左右バランス:左右の脚の出力差を把握し、弱い側を重点的にトレーニング可能。
ペダリングスムーズネス:ペダリングの各回転におけるパワーのバランスを分析。

マルチデバイス対応
BluetoothおよびANT+規格に対応しており、Magene・Garmin・Brytonなどの主要ブランドのサイクルコンピューターや、STRAVA・Onelap・OnelapFit・Zwift・TrainingPeaks・TrainerRoadなどのトレーニングアプリと接続可能。1回のトレーニングでも、複数の端末で同時にデータを記録できます。


互換性と性能を両立したパワーメーターセット
PES-P515 パワーメーターセットには、スパイダー型の P515 パワーメーターとクランクが含まれています。互換性の確認に迷うことなく、すぐに使える親切なセット構成で、信頼性の高い安定したパフォーマンスを発揮します。サードパーティ製パーツによる干渉の心配もありません。
P515 スパイダー型パワーメーターは、幅広い互換性を持つ 110BCD の4アーム規格を採用。さらに、専用のチェーンリングもご用意しています。QED セパレートチェーンリングを使えば、用途や好みに応じてクランクセットを構成可能です。Magene 純正チェーンリングとの組み合わせでは、変速効率が高まり、よりスムーズなペダリングを体感いただけます。


24mm スチールスピンドルで幅広い互換性
PES クランクは、一般的に広く使われている 24mm スチールスピンドルを採用しており、標準的なロードバイク用ボトムブラケットに対応しています。
SHIMANO をご使用の場合は、ボトムブラケットを交換することなくそのまま取り付けが可能です。
※対応ボトムブラケット幅:68mm〜86.5mm(ロードバイク用標準規格)
TREKのT47ボトムブラケット採用モデルに対応



前作のMagene PES-P505がTREK EmondaやT47ボトムブラケット採用のバイクに組み付けると干渉のおそれありとしてメーカーが非推奨として案内があり、実際に導入した際にはスペーサー等独自に用意して調整したりとTREKユーザーには安心して取付ができない問題がありましたが、今作のPES-P515ではスパイダー形状の見直しにより、T47ボトムブラケットに正式に対応するようになりました。
これまでTREKのEmondaやDomane、そして最新のMadone Gen 8といったT47ボトムブラケット採用モデルにお乗りの方でも価格を抑えてパワーメーターの導入が可能です。
PES-P505はShimano 105よりも重い

PES-P515の重量ですが170mmアーム長で約625gになります。それに対しシマノの105 12速のFC-R7100 170mm(チェーンリング無し)の実測重量は562.3gになります。この時点でMageneの方が約60g重いことが分かりました。
基本的にPES-P515を使う方はお持ちのシマノチェーンリングを移して使用します。
他社のパワーメーターが10万円~20万円程度するなかで4万円台前半で両側パワーメーターが導入できることが魅力ですが、軽量さを重視するのであれば105よりも重くなってしまうので考える必要があります。
より軽量なパワーメーターはこちらで紹介↓

パワーメーターでできること
パワーメーターはレースに出るシリアスレーサーから日常のサイクリングを楽しむホビーライダーまで様々な活用方法があります。
参考までに私はヒルクライムでタイムを縮めるにあたりパワーメーターを導入し、半年のトレーニングで目標タイムを達成することができました。詳しくは下記の記事にて紹介しています。

今回ご紹介したMagene PES-P515以外にも様々なパワーメーターをSTAR☆BIKESではお取扱いしています。
パワーメーターのご相談およびご注文はお気軽に店頭までお越しください。
この記事を書いたのは…

STAR☆BIKES 瀬谷祐介(メカニック/フィッター/ライドイベントアテンドスタッフ)
自転車業界に勤めて7年目、普段はロードバイクでのロングライドや県内の未走行のコースを探索し、STAR☆BIKESのコース紹介記事も書いている。ヒルクライムが好きでMt.富士ヒルクライムにも毎年出ているが、登りはけっして速くない。
2024年の富士ヒルで念願の初ブロンズを達成。夏場にはMTBでふじてんに行きパークライドも楽しむ。
これまで50台近いバイクに乗り換えており、バイクの特徴を掴んでお客様の希望に合わせた1台を提案することに長けている。




