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【ロードバイク入門】TREKアルミロードバイクの選び方

この記事ではこれからロードバイクを購入し始めようとしている方向けに、TREKのアルミロードバイクのご紹介と各モデル毎の特徴と乗り方に合わせた選び方をご案内します。

まずロードバイクとは?

ロードバイクは、平坦で綺麗な舗装路でもグラベルでも、速く効率的に走るために作られています。
しかし、ドロップバー、軽量なデザイン、細いタイヤなど、ダートを走れるグラベルバイクにはない特徴がいくつかあります。

ドロップバー

ドロップバーは、ブラケット、トップ、ドロップを掴んで走るために、下向きにスウィープさせたデザインを採用しています。より快適で、パワフルで、空気抵抗の少ない姿勢に簡単に変えられるので、ロングライドやハイペースのライドに最適です。

細めのタイヤ

従来のロードタイヤは、舗装された道路で速く転がり、舗装路を鋭くコーナリングするために設計されています。一般的にタイヤ幅は28mmまでで、レースに特化したジオメトリーを持つバイクと組み合わせて使用することが多い。ゆったりとしたジオメトリーで走行距離を重視したロードバイクは、より太いタイヤを装着し、舗装路、グラベル、ダートを確かに捉えながら快適に走れるよう、最大45mm幅のタイヤクリアランスが確保されています。

フレームの素材はアルミ?カーボン?

フレームの構造や素材によって、乗り心地に大きな違いが生まれます。トレックではほとんどのロードバイクにカーボンとアルミの両方を用意しており、乗り方の好みによってはどちらか一方があなたにより適している場合もあります。

一般的にアルミフレームは軽量さとコストパフォーマンスに優れていますが、素材が金属ゆえに硬く振動吸収性では劣ります。カーボンフレームは軽量さと振動吸収性に優れており、レースやロングライドといった使用用途に応じたフレーム剛性で設計する事ができますが、価格面でアルミより高くなります。

各素材については以下の記事をご覧ください↓

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アルミのグレードの選び方

モデル名の後の文字は何を意味するのか?

「ALR」は最高性能の300シリーズAlphaアルミフレーム。軽量で、ハイドロフォーミングやスムーズな溶接など、細部にこだわって作られている。

「AL」はエントリーレベルの100シリーズAlphaアルミフレームを採用し、性能と価値を両立。スマートな機能と優れた外観を持ち、抜群の価値を押し出している。

モデル名の後の数字は何を意味するのか?

トレックのロードバイクには厳選されたパーツ(クランク、ギア、チェーン、ディレイラー)が搭載されており、これらは一般的にドライブトレインとして知られている。フレームと同じように、ドライブトレインにもさまざまなグレードがある。それぞれのモデルの名前には、搭載されているドライブトレインのグレードを示す数字が記載されており、9が最高性能、2が最も手頃な価格となっている。また、SRAMとShimanoのいずれかを選べるグレードもある。各社ともバイク向けの優れたコンポーネントを製造しており、それぞれの利点があるので、あなたの走り方に合ったものを選べるのだ。

アルミロードに採用されるグレードは以下の通り↓

「5」
SRAM Apex(2×12枚ギア)
SRAM Apexは、AXSワイヤレス変速と従来の機械式ドライブトレインから選べ、オフロードを走るのに最適なワイドな歯数のギアを装備。1×12システムには厳しい路面状況でもチェーンが落ちにくいクラッチディレーラーを採用。油圧ディスクブレーキが確かな制動力を発揮する。

SHIMANO GRX(2×11/12枚ギア)
SHIMANO GRXは、グラベルに特化したエルゴノミクス、最適化されたギア比、タフな造り、静かで安定した機械式ドライブトレインなど、グラベルアドベンチャー向けに一から設計されたグループセット。

SHIMANO 105(2×12枚ギア)
SHIMANO 105機械式ドライブトレインによって、これまで以上に多くのライダーがロードバイクというスポーツを始めやすくなる。あらゆる背景を持つライダーを支え、モチベーションを高め、そして刺激する、価値が高く値段を抑えたドライブトレインだ。

「4」
Shimano Tiagra(2×10枚ギア)
TIAGRAは、本格的なエントリーレベルの走行性能と、より直感的な変速を可能にするトップグレードのテクノロジーを組み合わせた10速ドライブトレイン。

「3」
Shimano Sora(2×9枚ギア)
SORAは、Shimanoの中で最も魅力的かつ丈夫な9速ドライブトレイン。スタイリッシュでクリーンなデザインにより、フィットネスやレクリエーションライドに最適だ。

「2」
Shimano Claris(2×8枚ギア)
CLARISは幅広い用途をカバーし、フィットネスバイク、ツーリングバイク、ロードバイクに搭載される。耐久性とメンテナンス性に優れた8速ドライブトレインは、快適に走るのに最適なギア比を採用している。

アルミロードのラインナップ

レース向け/軽量重視

Émonda ALR(エモンダ ALR)

表彰台の頂上に立てる作り
真のレースバイクのように登り加速するÉmonda ALRは、圧倒的に軽く、速く、楽しいアルミロードバイク。レースで速さが輝くジオメトリーと空力性能に優れたチューブ形状を採用。しかも、キットを新調してレースの参加費を払い、ライド後にビールで喉を潤せるほど財布に優しい価格に設定されている。

こんな方におススメ
・踏んだ力がそのまま速度に変わるようなカッチリとしたフィーリングにスピーディなレースバイクが欲しい方
・アルミながら軽量さに優れているためヒルクライムでも活躍できる軽いバイクが欲しい方

モデルラインナップ↓

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ロングライド向け/快適性重視

Domane AL(ドマーネ AL)

スムーズで速く、楽しいアルミロードバイク
リーズナブルなアルミフレームを採用したDomane ALは、快適で高性能、そしてオールロードで使える多才なバイク。最新のDomane AL Gen 4は、その価格からは考えられない新しい軽量設計を採用。友人とのスピードライド、舗装からグラベルへのルート変更、街中での通勤、チャリティーライドの先導など、あらゆる用途に対応する。

こんな方におススメ
・ラインナップは10万円台から用意されており、価格を抑えて本格的なロードバイクを始めたい方
・レースモデルよりもアップライトな姿勢で乗れるため、身体が硬く深い前傾姿勢が苦手な方
・一般的なロードバイクよりも太いタイヤが履かせられるため、速さよりも快適さを重視する方

モデルラインナップ↓

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グラベルライド向け/機能性重視

Checkpoint ALR(チェックポイント ALR)

道なき道の冒険に
Checkpoint ALRは、バイクパッキングやオフロードの旅に適したアルミグラベルバイク。フォークやフレーム、トップチューブにはボトルなどのマウントが豊富で、さまざま荷物を運び走れる。丈夫なフレーム、プログレッシブジオメトリー、45mm幅のタイヤを履けるクリアランスを備え、どんなアドベンチャーでも支えていく。

こんな方におススメ
・マウンテンバイクのような太いタイヤを履かせて土や砂利といったグラベルライドを楽しみたい方
・寝袋やキャンプ道具といったギアを沢山積み込んでロングツーリングをしてみたい方

モデルラインナップ↓

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さいごに

TREKのアルミロードラインナップは主にEmonda ALR・Domane AL・Checkpoint ALRの3モデルに分かれています。
その中で最初に選ぶべきバイクは使用用途によって異なりますが、「レースバイクだからロングライドが出来ない」「ロングライドモデルだからヒルクライムには向いていない」というわけではありません。
ロードバイクとしての楽しみ方はどのモデルでもできますが、モデルに応じて特化した特徴があり、乗り手の目的と一致したバイクを選べばより優れた結果を引き出せるということです。
ただし、購入する前までは○○がしたいと考えていたものの、いざ乗り始めるとまったく別の楽しみ方が合っていたということもよくあります。
そこに関してはまずは店頭のロードバイクに熟知したスタッフに相談してみてください。
日頃からロードバイクに乗っており、何百というバイクを販売した熟練のスタッフだからこそお客様にとって最適な1台を提案してくれるはずです。

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この記事を書いた人

スターバイクス代表