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【バイクインプレッション】人気のMadone SL 6 Gen 8にSLRグレード所有のスタッフが乗って感じたこと

こんにちは、スタッフの瀬谷です。STAR☆BIKESでは2025年1月5日㈰までTREKのMadone SLR/SL Gen 8に乗れる特別試乗会を開催しています。お店でも常設していないグレードのMadoneに乗れる滅多にない機会なので、普段SLRグレードに乗る私がセカンドグレードのSLに乗ったら何を感じるのかインプレッションしてみました。
今回乗ったのはSTAR☆BIKESでも今最も人気のあるShimano 105 Di2にAeolus Elite 35カーボンホイールを搭載した「Madone SL 6 Gen 8」になります。早速ご紹介します!

1月5日㈰までの特別試乗会についてはこちらから↓

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今ならまだ試乗予約の空きがあります!

Madone SL 6 Gen 8について

2025 TREK Madone SL 6 Gen 8 (¥720,000)

Madone SL 6 Gen 8は、先端のレーシングテクノロジーを手頃な価格で提供する軽量エアロロードバイク。上位モデルのMadone SLR Gen 8と同様のエアロ効果を提供しつつ、経済的なOCLV 500カーボンレイアップを素材とし、内蔵ケーブルルーティングと2ピース式のハンドル周りを採用。レース用ジオメトリーで作られ、登りでは快適さを保ち、アタック時にはその姿勢を保っていられる。Shimano 105 Di2電動コンポーネントは、電光石火のような電動変速の性能はそのまま、価格を抑えた造りとなっている。さらにカーボンホイールを採用し、より軽量とした。

バイク参考重量はMLサイズで8.16kg(TLR シーラントを使用、チューブは不要)

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はじめに

スタッフの瀬谷ですが、所有しているバイクはTREK最上級の900シリーズOCLVカーボンフレームを採用したMadone SLR 7 Gen 8をベースに、ホイールをAeolus RSL 51にアップグレードした仕様になります。
ProjectOneであればこの仕様は153万の構成になります。(厳密にはサドルやクランクは異なりますが)
今回のインプレッションではこのレースに特化させたMadone SLRに乗るスタッフがセカンドグレードのMadone SLに乗った際の比較インプレッションであり、SLRとSLどちらを買うか悩んでいる人への参考になればと思います。

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誰にとって最適なバイクなのか

Shimano 105 Di2にAeolus Elite 35カーボンホイールを搭載し72万円という価格は現在のロードバイク市場においてはミドルグレードに相当します。他社ブランドと比較すればカーボンフレームに105Di2のスペックでもっと価格を抑えたバイクもあります。しかしTREKのセカンドグレードであるSLフレームはOCLVカーボンという特別なカーボン素材を使用し、フレーム重量はSサイズであれば1000gを切る軽量さです。
加えて他社にはないIsoFlowというシートチューブ上にある穴がペダリング時の気流を整えることでエアロ効果に貢献し、さらに振動吸収性に優れた造りで乗り心地の良さを大きく向上させています。

SLグレードのフレームセット単品販売はありませんが、もし販売されていれば価格は40万円近い設定だと思います。
そこにシマノの電動コンポーネントである105 Di2にBONTRAGERのカーボンホイールが付いてくるならば妥当な値段と言えます。

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はっきり言ってしまえばレースで勝ちたい人、バイクの性能で一切妥協したくない人であればトップグレードのSLRを購入すべきです。TREK最上級の900シリーズOCLVカーボンフレームを採用したSLRはSLと2倍ほどの価格差がありますが、その性能差も大きいです。フレーム重量が200g軽いというだけではなく、スプリント時のキレの良いかかりやSLではあと一歩届かない高速域へとスムーズに連れて行ってくれます。

SLRはレースバイクという側面では格段に優れていますが、他社のカーボンロードバイクのエントリーからミドルグレードと比較したときにはSLグレードには魅力的なポイントが沢山あります。

これからフルカーボンのロードバイクを購入検討している方にお伝えしたいMadone SL 6 Gen 8の魅力が下記になります。

IsoFlowはかつてない乗り心地の良さでロングライドに最適

トップグレードのSLRもセカンドグレードのSLにも採用しているIsoFlowというシートチューブ上の穴は見た目からして他社にはない特徴的な形状です。TREKでは新型IsoFlowにおける垂直方向のコンプライアンスが従来モデルから最大80%向上したと謳っており、実際にサドルの上から荷重をかけるとシートポストは見た目で分かるほど大きくしなり、地面から突き上げてくる衝撃を吸収できる構造だと分かります。

本来レースバイクというと速い代わりに乗り心地を犠牲にしてきましたが、TREKのMadone Gen 8であれば速く、軽く、なにより乗り心地にも優れている特別なバイクとしてレース以外にもロングライドや快適なサイクリングを楽しみたいお客様にもお薦めしたいバイクです。

この乗り心地の良さは他社にはできないMadone Gen 8だけの特別なものです。

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バランスの良いヒルクライム性能

Madone SL 6 Gen 8に採用されているカーボンホイールはBONTRAGERのAeolus Elite 35になります。
ホイール価格は前後で155,800円、重量は前後で1665gあります。
BONTRAGERのカーボンホイールとしては上から3番目のグレードにあたり、完成車のアルミホイールと比べれば踏み出した瞬間からあきらかな転がりの軽さが分かります。

一方でカーボンホイールは世の中の相場を見ると有名メーカーのトップグレードであれば60~70万するものもあります。BONTRAGERのトップグレードであるAeolus RSLであれば約37万します。
バイクの走りの性能の大半は地面に最も近いタイヤとホイールに依存しています。そのためカーボンホイールとして価格を抑えたAeolus Elite 35はそれらと比べれば特別に優れたホイールではありませんが、Madone SLと合わさればヒルクライムにおいて驚くほど登りやすい、バランスの良い乗り味を与えてくれます。

私は普段Aeolus RSL 51のより軽量なホイールでヒルクライムを行いますが、確かにトップグレードのホイールであれば軽さも合わさって登りのタイムを縮めてくれます。しかし、フレームとホイールの組み合わせによる力のかかり方・バランスは別問題であり、例えばガチガチのエアロフレームにリムハイトの低い超軽量ホイールを組み合わせるとダンシングで車体を振った際にホイールが軽すぎるあまりテンポが噛み合わず、かえって登りにくいことがあります。
その点、Madone SLのフレーム剛性・重量とAeolus Elite 35は組み合わせとしてバランスが良く、シッティングにしろダンシングにおいても力がかけやすく登りやすいと私は感じました。

ロードバイクでロングライドやヒルクライムを快適に走りたいという方にはMadone SL 6の完成車スペックのままで走っても充分に満足いただけると思います。

しかし、ヒルクライムであと一歩タイムを縮めたい、クリテリウムレースのスプリントで勝てるようになりたいといった目標があるならば、BONTRAGERのホイールであればAeolus Pro/RSLといった上位モデルにアップグレードするのが良いでしょう。

ホビーライダーでも電動変速は使うべき

Madone SLはSL6から変速機が電動変速(Shimano 105 Di2)に変わります。(下位グレードのSL5は機械式変速のShimano 105)
電動変速というと競技志向が強い方にメリットがあり、ホビーライダーであればそこまで高額なコンポーネントは要らないと考える方もいますが、どんな方にも大きなメリットがあります。

機械式変速と異なり、電動変速はシフトレバーのボタンを軽くクリックするだけで変速ができます。
レバーを握ったまま小指で軽く押すだけでも変速が可能なので、最小限の動きで小まめに変速ができ腕まわりの負担を減らしてくれます。
レース中であれば集団内でも無駄なく操作が行え、ロングライドやヒルクライムにおいても上半身や腕まわりが疲れた状態での変速操作に煩わしさを感じることは一切ありません。

またShimanoの12速Di2レバーの形状はブラケット上部を握るエアロポジションがとりやすく、下ハンドルを握らなくとも深い前傾姿勢がとれます。これにより風の抵抗を減らして速度が上げられるのでより楽に高速での巡航ができます。

機械式変速のSTIレバーだと上部の形状がDi2より大きく握りにくいため、このブラケット上部のエアロポジションはDi2レバーを使う方にとってのメリットになります。

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スタッフが惜しいと感じたポイント

私がこのバイクに乗ってみて、上位モデルのSLRと比較して惜しいと感じたポイントはハンドル周りの重さです。
Madone SL 6 Gen 8に採用されているハンドルはBONTRAGERのアルミのCompハンドルバー、ステムはケーブル半内装型のRCS Proステムになります。どちらもアルミで比較的重量があるため、車体上部に重さがあり重心が高くなります。

Trek Aero RSL Roadインテグレーテッド ハンドルバー/ステム

SLRグレードではステム一体型カーボンハンドルが付いているため、スプリントやダンシングで車体を振った際に軽く感じますが、Madone SL 6ではハンドルまわりの重さに少し身体が引っ張られます。
ですがMadone SLは後からでも専用のステム一体型カーボンハンドルに変えることも出来ますし、より軽量なカーボンハンドルやカーボンステムに変えると、バイクが重さで左右に振られず走りが軽くなったと感じられるでしょう。

ただし、ハンドルやステムを交換する際にはブレーキホースの交換も伴い工賃もかかるため、可能ならば車体ご購入と合わせてハンドルステムの軽量化に向けたアップグレードがお薦めです。

さいごに

ここまで多くの方にお薦めできる理由を書いてきましたが、今回お伝えしたMadone SL 6 Gen 8の魅力も実際に乗ってみないと分かりません。年明けの1月5日(日)まではSL 6 Mサイズの試乗車をメーカーよりお借りしているので、是非乗って確かめてみてください!

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今なら1/4㈯と1/5㈰で試乗可能!

この記事を書いたのは…

STAR☆BIKES 瀬谷祐介(メカニック/ライドイベントアテンドスタッフ)

自転車業界に勤めて8年目、普段はロードバイクでのロングライドや県内の未走行のコースを探索し、STAR☆BIKESのコース紹介記事も書いている。ヒルクライムが好きでMt.富士ヒルクライムにも毎年出ているが、登りはけっして速くない。
2024年の富士ヒルで念願の初ブロンズを達成。夏場はMTBでふじてんに行きパークライドも楽しむ。
これまで50台近いバイクに乗り換えており、バイクの特徴を掴んでお客様の希望に合わせた1台を提案することに長けている。

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この記事を書いた人

スターバイクス代表