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TREK Emonda SL 6 Pro Di2 × ご納車 + パーフェクト組み立て + ガラスコーティング + ライドポジションの復元

今回のオーナー様はすでに所有されているエンデュランスロードを当店の下取り(高価です。)をご利用されてのお乗り換え。コンフォートなモデルから乗り換えられたのは2022年10月28日発表の新型車TREK Emonda SL 6 Pro Di2です。この車両の位置づけは軽量オールラウンドモデルとなり、その重量は8,25kgとなります。前作と比較してフレームの塗装デザイン変更とコンポの変更というマイナーチェンジでの登場となる今話題のモデルです。Bontrager製カーボンホイール”Bontrager Aeolus Elite 35 TLR Disc”と新型105Di2搭載となり、ロードバイクを乗り継がれてきた方も唸らせるスペックの一台です。今回も当店サービス”パーフェクト組み立て”と本格的コーティング環境”ブラックブース”による最高技術の”ガラスコーティング”を施していきます。

まずはお馴染みのステッカー類、リフレクター等保護品の取り外しからスタート。前作までは振動時(ダンシング時)のダウンチューブ内部ケーブル干渉音対策は取られていませんでしたが、今回よりインターナルハウジングダンパーがデフォルトで装着されていますね。完成車への取り付けのために大量に材料を買い込んでしまっているのに。。。異音でお困りの方、作業承ります!そしてすべてパーツを取り外したら、ダブルアクション機能のポリッシャーを使用して鏡面に仕上げていきます。極微細コンパウンドを使用してブラックブースでもヘアライン一つ見えないほどに磨き上げ、洗浄、脱脂、コーティング。美しすぎますね。もともと塗装技術に定評があるトレックですので、お客様の手元に渡る窓口である販売店が丁寧に手を入れることで極上の仕上がりとなります。また見た目だけでなく、フレームの一部である永久接着されているクリア層を保護することでその輝きは長期にわたり持続します。

さあ今回は工場出荷状態は問題ありませんでした。開店した先月よりすでに2件の異常が確認できているのでしっかりバラシてのちの故障の種は取り除いておきましょうね。それではガンガン組んでいきます。今回はロードバイクキャリアの長いオーナーですのでライディングポジションもこだわりの仕様となっております。予めミリ単位で採寸しておいたデータをもとに組み上げていきます。エモンダのシートマストキャップは56サイズ以降は175mmのトールサイズが使用されており、今回組ませていただいた58サイズのデフォルトですと最低サドル高は765mmとなるため、オーナーのポジションに合わせて135mmのショートサイズに変更。そしてステム長も変更し、寸分変わらないポジションを復元していきます。それにしてもDi2シフト調整のLEDがスプロケに映り込んで美しい。毎日無機質なシルバーの機材の細部ばかり見ているのでDi2のLEDでも心に花が咲いたように温かくなります。なんて考えながらDi2シフト調整を完了させて完成。新しい愛車も一から組み立て直す指示を出してくれたオーナーの気持ちに喜んでいます♪毎週末ツーリングSTAR☆BIKESライドにもご参加いただけるとのことで、私も非常に楽しみです!いろいろな体験をしていきましょう!

STAR☆BIKES 内田

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この記事を書いた人

スターバイクス代表