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S1NEO CX02 × BIKEWASH + チタンの鎧(クレストヨンド社)

先月開催された東海シクロクロスで使用したというS1NEOのCX02が入庫してまいりました。
オーナーは筋肉ブロガーで有名な松尾遊選手。
現在「2022-23 AJOCC MM35シリーズ ランキング1位」の松尾選手は初参戦の東海の為、最後尾からのスタートとなり、捲りまくって堂々の4位。流石です。
今回のご依頼は好評のBIKEWASH
各部確認させていただくとチェーンが交換時期になっていました。※通常使用であれば3,000~5,000kmが交換時期チェーンチェックは無料で対応。
最近当店でも人気のチタンの鎧(クレストヨンド社)コーティングのSHIMANOチェーンをご説明させていただきますと、あまり興味を示されない様子。
しかし今の生活の中で実現可能な状態までフィジカルを高めた状態からさらに高めるというのは困難なことですので、一度試してみていただくことになりました。

グラデーションが美しいS1NEO。
ダウンチューブには補給ドリンクと砂丘の非常に細かい砂がこびりつく。
東海の砂地獄はチェーンのプレートとローラーの間まで及んでいます。
リアディレイラーにも。
リアディレイラー裏面。カムまで砂だらけ。。
ブレーキローターのボルト穴にも。
リムにも。今度リムにガラスの鎧コーティングをお勧めしてみよう。
ディスクブレーキなので可能です。
そしてSHIMANO XTRペダル。ここまで砂が噛んでもクリートをキャッチしてくれます
ヘッドチューブ傷。
フレーム各部の傷は研磨して目立たなくしておきました。
シートチューブ傷。これは深いですね。。
シートステー傷。他にもたくさん傷がありましたが、その多くはプロテクションフィルム上でしたので問題ありませんでした。
オフロード今日競技するうえで愛車を守るプロテクションは必要ですね。
ダウンチューブ傷。
ちなみにTREKからRideWrap Frame Protection Kit が発売されているのは皆さんご存じですか?
BIKEWASHブースでSTIフードをめくったら砂がたくさん出てきました。
お土産ですか、松尾選手?
チェーン・ディレイラー・デバイス・キャリパー等の頑固汚れを落としたのち、全体を中性洗剤でバブル。
乾いてしまうとウォータースポットが出てしまうのですぐにシャワーで流します。
チタンの鎧(クレストヨンド社)施工済みSHIMANOチェーン。
本当はKMCのDLCを使用したかったとのことですが、加工済みは在庫なく。
今回はデュラエースをセレクト。
クレストヨンドの4を形どってみました。暇ではありません。
連日息つく暇がないほどですが、この時は、息つきました。
それにしても滑らか。チタンの鎧加工済みチェーンに出会うまで経験したことがない滑らかさ。
正確には寿命を迎え、ローラーが痩せたチェーンでたまに同様の感触はありますが、意味が全く違います。
装着しクランクを逆に回すと、普段のチェーン交換時には感じない軽やかさ。

2023年1月14-15日に開催される全日本について伺うと、
「今季は調子が良いので、優勝します!  戦略というのは無いですが、最初から前回で逃げ切るのみです。」
とのこと。
レースで勝つ人の思考って凄いですね。
勝つことがイメージできているからそのイメージを実現するために無意識で逆算して行動してるんですよね。
でも全日本レベルになると松尾選手同様に考えている方は他にも居ます。
勝つのは一人。
究極まで磨いたフィジカル・洗練された技術・運、これらをレギュレーションの範囲内で駆使する。。。
STAR☆BIKESでは松尾選手を応援します!

後日談(2023/1/9)
「チタンの鎧を使用していつものシクロクロストレーニングのオフロードコースを走行したが、全く汚れない!」と報告を受けました。よくよく拝見しますと、プレートにやや粘性を帯びていますが、ローラーの中にはしっかりとチタンのコーティングが行き届いているのか、ローラーを指で触れるとスルスルと(カラカラと?)抵抗なく回転していました。開封時に纏っていたあのオレンジのオイルはどこへ??また経過を追います。

STAR☆BIKES 内田

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この記事を書いた人

スターバイクス代表