
この記事ではこれからロードバイクを始める方にバイク本体と一緒に購入すべき装備品をご紹介します。
車体以外に何を買うべきなのか、追加でどの位の金額がかかるのか是非参考にしてみてください。
①ペダル

価格目安:5,000~10,000円
大手スポーツバイクブランドの車体にはペダルが付属してきません。
そのため車体と一緒に必ずペダルも必要となります。
普通のスニーカーやシューズで踏むタイプのフラットペダルであれば金額目安は上記の通りですが、ビンディングペダルであればグレードに応じて価格は幅広く、また専用のビンディングシューズが必要となります。

②ポンプ

価格目安:5,000~10,000円
ロードバイクの空気入れは仏式と呼ばれる特殊な形状をしたバルブから空気を入れる為、仏式に対応した専用のポンプが必要となります。ポンプには空気圧ゲージを付いており、タイヤに合わせた適正空気圧で維持管理を行います。
空気入れの頻度は高く、最低でも1週間に1度、理想は走りに行く前にその都度空気圧チェックを行います。


③前後ライト

価格目安:フロントライト 10,000円~ リアライト 5,000円~
車道(公道)を走るロードバイクは道路交通法で夜間走行時には前照灯(フロントライト)を必ず付けなければなりません。
また車道走行時に後ろから迫ってくる車に対し、リアライトは自分の身を守るための唯一のアイテムです。
ライトは主に電池式とUSB充電式があり、強い明るさが必要なロードバイクはUSB充電式がお薦めです。


④鍵(ロック)

価格目安:3,000円~6,000円
ロードバイクは目を離すと盗まれる可能性があります。鍵はワイヤーもしくはチェーンタイプを使い、ポールやフェンスなどの固定物とまとめてロックすることでその場から持っていかれないよう対策します。
ただし、一番重要なのは“大切なバイクから長時間目を離さないこと”です。
また停める時間が長くなるなら盗難保険も入りましょう

⑤ヘルメット

価格目安:9,000円~40,000円
車と異なり身体が外に剥き出しの状態で走行し、下りであれば軽く時速50キロを越えて走行できるロードバイクにおいて唯一の防具として身に付けられる頭部のヘルメットは命を守るための必須アイテムです。
安全性能に関して大手ブランドの安全基準をクリアしたヘルメットであれば同じですが、グレードに応じて軽量さやエアロ効果、快適さが異なります。
長時間走るのであれば軽量で快適なヘルメットを選びましょう。

⑥グローブ

価格目安:5,000~10,000円
ロードバイクはハンドルの持ち手部分がゴム製で汗をかくと滑りやすくなります。
グローブをすることで滑りにくくなり、フルフィンガータイプであれば落車時の怪我防止にもなります。
夏場であれば指ぬきタイプを使用し、冬場であれば防寒に優れたグローブを使います。
⑥サイクルウェア

価格目安:サイクルジャージ 10,000円~ ビブタイツ 15,000円~
街中でロードバイクに乗っている人を見かければウェアがピタッとしたものを着ている事に気が付きます。
肌に張り付くようなフィット感のあるサイクルジャージは風を受けてもなびくことがなく空気抵抗を減らして速く走ることができます。
またビブショーツと呼ばれるサイクルパンツは臀部に特殊なクッションを内蔵し、ロード特有の硬いサドルからお尻が痛くなりにくくしてくれます。
⑦ドリンクボトル・ケージ

価格目安:ドリンクボトル 1,000円~ ボトルケージ 3,000円~10,000円
ロードバイクでは小まめな水分補給を行うことで脱水症状を防ぐことができます。
ペットボトルであれば飲むたびに停まって蓋を開けて飲んで蓋を閉める動作がかかりますが、スポーツバイク用のボトルであれば、ボトルを掴んで即時に飲むことができます。
そのため走りながら飲んだり、信号で立ち止まった瞬間でも水分補給ができます。
⑧パンクキット・携帯ツール

価格目安:予備チューブ 1,000円~ タイヤレバー 500円~ 携帯ポンプ 5,000円~ 携帯ツール 5,000円~
ロードバイクは遠くに行くことが出来る分、山の中や田舎でパンクした際は近くにお店がないので自力で修理する必要があります。
パンクキットとは主に「予備チューブ」「タイヤレバー」「携帯ポンプ」この3つのアイテムをまとめて指します。最近ではディスクブレーキが主流になりホイールを外すための六角レンチ(携帯ツール)も必要になりました。
パンクキットの持ち運びにはツールケースやサドルバッグが必要となります。

⑨サイクルコンピューター

価格目安 10,000円~
サイクルコンピュータはライド時の速度や距離を計算してくれるだけでなく、ケイデンスや心拍、パワーといったトレーニングに必要なデータも確認する事ができます。
またGPS機能をもった大手のサイクルコンピューターであれば地図上の走行ログを残したり、どれだけ登ったか獲得標高を確認できたり、ナビ機能で自身の知らない道でも安心してロングライドが楽しめます。
グレードに応じて機能数や対応センサーが異なるため、自身の目的に応じたものを選びましょう。



以上、ロードバイクを購入したら初めに揃えるべき装備品を紹介しました。
ロードバイクを購入する際はこれらの装備品もふまえて予算を決めると良いでしょう。
それぞれの用品の中でどのようなものを選ぶべきかは気兼ねなく店頭のスタッフまでご相談ください。